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士業の将来性

2018.04.09 更新

節税の悩み画像

さて、このページを読んでいるということは、
あなたは士業の将来に何かしら不安を感じている、ということかもしれません。

・司法書士や行政書士は、誰でもできる手続き業務がなくなっていく

・税理士は価格破壊が進み、無料の会計ソフトやAIに仕事が奪われる

・社労士は、そもそも顧問契約が難しく、安定収入を得るのが大変

・・ などなど。

私も10年ほど前は司法書士をしていましたが、当時から 司法書士の将来性を危ぶむ声はありました。

現在は税理士業務を行っていますが、税理士の将来性も悲観する声が多いです。

 

もちろん、どんなビジネスであっても将来稼げなくなる可能性はあり、 
それは士業だけの問題ではありません。

が、士業は資格に守られている反面、資格があるために不自由な面もあります。
例えば、「資格=ビジネスのネタ」として考えることが憚られる風潮があります。

このような考え方では、この厳しい時代を生き残っていくことは難しいです。

「資格があれば食える」という時代はとっくの昔に終わっているわけですから、
士業をビジネスとして捉える感性が必要です。

それができれば今後も稼いでいけるでしょうし、
できなければ生き残ることは難しいでしょう。

 

士業をビジネスとして捉えるための考え方

では、どうやって士業をビジネスとして活かすか?

 

色々な考え方がありますが、そもそも、
「クライアントはなぜあなたにお金を払うか?」
を考えてみてください。

 

なぜだと思いますか?

 

答えは、
「クライアントの抱える悩みや欲求を、あなたが解決してくれるから」
です。

士業に限らず、あらゆるビジネスは、顧客の悩みを解決することで対価をもらいます。

そして、重要なのは、
「悩みが大きければ大きいほど、払われる対価も多い」
ということです。

大きな悩みを解決できれば多くの報酬をもらえますし、
小さな悩みしか解決できなければもらえる報酬も少ないのです。

司法書士であれば、登記名義人の表示変更登記をしてもわずかな報酬しかもらえないのは、
顧客はそこに悩みを感じていないからです。

税理士の顧問料が下がっているのも、
顧客は税理士の顧問に価値を感じないからです。

あなたが、いかに
「自分のサービスは高い価値がある」
と考えていても、顧客がそれに対して価値を感じていない以上、独りよがりです。
報酬はもらえません。

では、「高い報酬を払っても良い」と思えるサービスとは何でしょうか?

 

答えは一つではありませんが、私がお勧めするのは

「経営の悩みを解決する」
つまり、

「経営コンサルタント」
です。

 

多くの経営者は、悩みを抱えています。

また、それらの経営の悩みは
「高いお金を払ってでも解決したいもの」
です。

したがって、「経営の悩みを解決する」というサービスを提供することで、
これまでとは違う単価の報酬を得ることができます。

 

参考までに、私が全くの未経験で経営コンサルタントとして独立して、
最初に獲得した契約は

「月額報酬10万円のコンサルティング」

でした。

ちなみに、税理士で月額10万円の顧問料をもらえることはほぼありません。

つまり、「税理士」というサービスで月額10万円の価値を感じてもらうことは難しいが、
「経営コンサル」というサービスならば、未経験でも10万円の価値を感じてもらえる、
ということです。

 

士業と経営コンサルタントの相性について

さて、経営コンサルタントが報酬を得やすい、というのはご理解いただけたとして、
「士業が経営コンサルになる」というのは現実味があるのでしょうか。

 

結論として、士業は経営コンサル業を行うのに非常に相性が良いです。

理由は以下のとおりです。

①そもそも士業は経営者との接点が多い

司法書士や行政書士は、設立や登記、許認可関係で企業と付き合いがあります。

社労士も、社会保険や助成金、人事の悩みなど、企業との接点は多いです。

税理士は言わずもがなです。

悩みを抱えた経営者が、最初に相談するのは誰でしょうか?

「今まで全く接点が無いコンサルタント」と、

「既に仕事を依頼し、一定の信頼感を感じている士業」。

少なくても、最初に経営の悩みの相談をする相手としては、
士業であるあなたである可能性が非常に高いでしょう。

最初に相談さえされてしまえば、
そのままコンサルティングを受注する可能性も高まります。

②資格という信用がある

①と共通する点がありますが、正直に言いますと、「コンサルタント」という肩書を
胡散臭いと思う人はまだまだ多いです。

私自身、司法書士時代は「コンサルタント」を胡散臭いと思っていましたので(笑)

その意味で、「資格」があれば、まず入り口の部分で信用されます。

③士業でないと行えない業務を行える

これは当然のことですが、士業でないと行えない業務は多いです。

例えば、経営コンサルを行う上で、法務や税務の問題に直面することもあります。
この場合、無資格のコンサルがこのような業務を行うことは当然できません。

 

このように、士業と経営コンサルは非常に相性が良いです。

あなたが経営コンサルとしてのスキルを身に着け、
「コンサルティング」というサービスを提供する、というのは
非常に現実的な話です。

 

経営コンサルティングのスキルを身に着ける方法

士業が経営コンサルティングを行う有用性はご理解いただけたとして、
ではどうやって経営コンサルのスキルを身に着けるか?
という問題があります。

その問題の答えを、以下のページでご説明しました。

興味がありましたら、是非ご覧ください。

難しい資格試験に合格し、実務能力を身に着けてきた先生なら、
経営コンサルのスキルを身に着けるのは難しい話ではありません。

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道場 明彦
道場 明彦
株式会社
あおい総合研究所
代表取締役
保有資格
司法書士/行政書士/事業再生士補/2級FP技能士 他
経歴
司法書士として4年間で600人以上の借金問題の解決のサポートに携わる。 その後会計事務所スタッフとして、2年間で50社程度の税務、会計、経営相談業務を行う。 売上向上、事業再生コンサルティング会社あおい総合研究所を設立し、代表取締役就任。
趣味
バンド活動
好きな食べ物
蕎麦
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