定食屋のリピートアップ事例
2017.07.03 更新
あおい総研の平山です。
今日は顧客のリピート率をアップさせる事例をご紹介します。
継続的な売上アップに必要な対策のひとつとして、
「リピート率を増やす」ということがあげられます。
あなたの会社のお客のリピート率はどれくらいでしょうか?
ある統計では「1回限りのお客」は70%以上といわれています。
どんなに努力をして獲得した新規客も、その大半が「1回限りのお客」なのです。
ではそもそも、お客は何故リピートしてくれないのでしょうか?
あなたの商品やサービスに不満を持ったからからでしょうか?
それとも接客や態度が悪かったのでしょうか?
答えはNOです。
あなたの会社の商品やサービスにとても満足し、
最高の笑顔でどんなに素晴らしい接客をしても、
お客はリピートしてくれないのです。
何故なのでしょうか?
その理由はのひとつは、
「あなたを忘れているから」ということです。
え?それだけ?
はい、それだけです。
お客はあなたの事をただ忘れているだけなのですから、
リピートをしてもらうためにはお客に忘れられないよう
定期的に思い出してもらう対策を取れば良いのです。
そこで、先日弊社代表の道場が体験した事例をお話しします。
とある小さな定食屋です。
この小さな定食屋は私の仕事場から少し離れていて、
お腹が空いたからちょっと食べに行こうというお店でもなかったので
道場は稀に通う、くらいのお客でした。
しかも料理が特別においしい!というわけでも、
内装がお洒落で落ち着く雰囲気というわけでもなく
(むしろ失礼ながら小汚ないくらい)、
そのお店にしばらく行っておらず
昼食の選択支はそれなりにあるのでその定食屋の事は普段忘れがちでした。
先日たまたまその定食屋に行った時、LINE@を始めていました。
最近LINEを導入している企業が増えてきましたよね。
自分が登録した企業からたまにお知らせが送られてくるアレです。
その定食屋から昼どきになると今日のオススメメニューとその画像が送られてくるのです。
ちょうどお腹が空いたタイミングに魅力ある料理が目に飛び込んでくる・・・
するとつい、少々距離があるにも関わらず足を運んでいる自分がいるのです。
そう、まんまとリピート率をあげられているわけです。
しかも、悪い気は全くしません。
主観的ではありますが
こちらの定食屋はLINE@を導入してからお客が増えているように感じました。
他のお客も皆、この昼どきテロに誘惑されて来たのでしょう。
昼どきに、開封率ほぼ100%の画像付き広告作戦が効果的に働いている例です。
このように、如何にして
「あなたの事を忘れている」お客を定期的に思い出させるかが、
リピート率をあげるポイントになります。
今回は身近な例としてLINE@をあげさせていただきましたが、
業種によって効果的なリピート対策は異なります。
メルマガ?
ダイレクトメール?
電話?
サンキューレターでしょうか?
今一度、あなたを思い出してもらう為の方法について見直してみることをオススメします。
繰り返しますが、あなたの会社のお客のリピート率はどれくらいでしょうか?
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