商品を変えずに売上が4倍になった例
2015.06.04 更新
もともと私は朝は4:30頃に起きて、6時には電車の中で読書やPC作業、7時には事務所で仕事を始めるようにしていました。
昨日は眠かったので夜早めに寝て、今朝は起床が3:30でした。
ついに3時台に突入しました。
朝なのか深夜なのか微妙なラインです。
ちなみに朝は静かだし集中できるし涼しいし、仕事するには最高ですよ。
本当にお薦めです。
・・で、今回のお話はといいますと、この「時間」について。
ある畳屋さんの話です。
もともとはどこにでもある畳屋で、売上低迷に苦しんでいました。
この畳屋さん、「あること」をして、一気に売上が4倍になりました。
その「あること」とは何でしょうか・・。
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答えは、「24時間営業にした」
です。
どういうことかといいますと、畳屋の顧客には、飲食店などの店舗があります。
このような店舗が昼間に畳を替えようと思うと、どうしても店を休まないといけないわけです。
お客がいるのに畳を替えるわけにはいかないですからね。
それが、この畳屋さんに頼めば、営業終了後に作業をして、次の日には何事もないように営業できる。
これが大ヒットして、売上が4倍になったというわけです。
もう一つ事例を。
日本の会社が(まあ何でも良いのですが、例えば事務作業など)アメリカの外注に仕事を頼むことがあります。
アメリカ人の外注スタッフとなると、決して安くありません。
アジアなど人件費が安い国に頼めば良いものを、あえてアメリカに頼む、ということがあります。
当然、単価は高いです。
なぜあえてアメリカの外注に頼むのでしょうか?
これも答えは「時差」にあります。
つまり、アメリカと日本の時差を利用して、日本からアメリカに夜に作業を依頼するわけです。
日本では夜中、スタッフが帰って寝ている間、アメリカではバリバリ仕事をしている時間なんですね。
これにより、日本から夜仕事をお願いすると朝にはできている、という状況になるわけです。
いかがでしょうか?
やっていることは全く変わらなくても、営業する時間を変えるだけでも仕事になる、という事例です。
他にも、歌舞伎町で夜中のみ営業する歯医者さんの例なんかもありますね。
別に、
「24時間営業にしてください」
「夜中営業にしてください」
という意味ではありません。
それは大変ですからね。
ただ、もし今の営業時間が、なんとなく決められたものだったら?
「この業界はどこも朝9時~18時営業、土日は休みにしている。だからうちも。」
になっていませんか?
お客のニーズはどうですか?
仕事後の夜間のほうが都合が良いという声はありませんか?
集客だけではありません。
例えば
「作業スペースが足りなくて、これ以上人を増やせない」
という悩みがあったとしましょう。
単純に広い場所に引っ越しますか?
それはかなりのコストがかかります。
その作業スペースは、夜中は誰も使っていないのでは?
時差出勤はできませんか?
「優秀な人が雇えない」
という悩みがあるとします。
昼間は別の仕事をしていても、夜だけ働きたいという人はいませんか?
その人を夜だけ雇う環境を作ることはできませんか?
色々、考えてみる余地はあるでしょう。
ITが発達するにつれ、仕事の場所や時間というものがかなり柔軟になってきています。
是非、固定観念にとらわれない発想をしてみてください。