クリーニング店の売り上げアップ・・集客以外でも売上増はできる
2013.11.28 更新
クリーニング店の売り上げアップ。
ライバルも多く、大変な業界ですね。
売上の方程式は
売上= 客数 × 客単価 × リピート数
ですので、この3つをどのように上げるか?考えるのがセオリーです。
・客数を増やす
・客単価を上げる
・リピート数を増やす
ということです。
では、まず何からすべきか、ですが、クリーニング店はエリアビジネスですので、既存客(お得意様)を増やし、リピートしてもらうのが基本ですね。
新規のお客を増やすことももちろん重要ですが、まずは流出を防ぎましょう。
既存客は、必ず毎年減ります。
減る理由はさまざまで、
・なんとなく忘れていたとか
・たまたま他に安いクリーニング屋を見つけたとか
・引っ越したとか
・あなたの店に不満があった
などです。
減ること自体は必ず起こります。
で、それをそのままにしていてはいけませんよね、ということです。
お金をかけて宣伝して100人新規を取ったはいいものの、150人流出していては商売になりませんよね。
逆に新規は0でも、流出も0にできれば新規を取るよりも効果は高いわけです。
そして、新規を取るより流出を抑えるほうが絶対に簡単です。
すでにあなたのお店を利用しているお客なのですから。
というわけで、まずは流出客の食いとめから始めましょう。
新規で集めるよりも効果がわかりにくく、地味なのであまりやる気が起きない経営者も多いと思いますが、上記のように数字で見ればその効果はわかりますよね。
何事も「数字で見る」ことを意識しましょう。
「暇」
「景気が悪い」
「業績が悪化した」
などあいまいな言葉ではなく、数字で出してみましょう。
数字は嘘をつきません。
流出客の食いとめはどうやれば?という話は、また別の記事でご紹介します。
さて、流出客の食いとめの次は、客単価を上げることを考えてみましょう。
客単価は、さらに分解すると
客単価= 商品価格 × 購入点数
となります。
したがって、
① より高い商品
② より多くの商品
を購入してもらえれば客単価が上がります。
「より多くの商品」とはクリーニング関連である必要はなく、例えば提携している別の店の商品を売っても構いません。
宅配クリーニング屋が米を売っている事例もあります。
持ってきてくれるし便利なんですね。
クリーニングは一度預けると必ずもう一回接点がありますので、その点は優れているビジネスモデルです。
「接触回数」というのは非常に重要で、基本的に接触回数が多ければ多いほど売上を立てやすくなります。
有効に活用しましょう。
今回は、売上アップの基本的な考え方と、特に流出の食いとめ、客単価アップについてお伝えしました。
まずはこの二つを確実にしましょう。
新規集客は、それからで遅くありません。
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