すぐにできる美容室のための即効集客法
2013.11.28 更新
美容室がすぐに集客して、売上を上げる方法です。
美容室もかなり供給過多で、ライバルが多く大変な業種です。
そんな美容室が、「すぐに」売上を上げるための方法をお伝えします。
この方法を使えば、ほとんどコストをかけずに売上が上がります。
この方法で売上を上げたら、その資金を元手に他の売上アップ手法にも着手して、継続して売上を上げ続けるようにしましょう。
◆あなたのお店の隠れた資産
あなたのお店には、隠れた資産があります。
それは・・
「顧客リスト」
です。
美容室なら、大抵は初回来店時にカルテとして個人情報を取得するでしょう。
その情報が、重要な資産になるのです。
「顧客リストが無い」というお店は、残念ながらこの手法は使えません。
今からでも、必ずリストを取得するようにしてください。
◆眠っているお客を呼び戻す
さて、このリストを活用してどうやって集客するのでしょうか?
答えは、
「一定期間来なくなってしまったお客に、DMを送る」
です。
まあやっているところはやっていると思います。
まず、考え方としては、
「今まで来ていたのに来なくなってしまった、最近来店していない」
というお客も、ふとしたきっかけで再来店してもらえるということを覚えておくことです。
そもそもなぜ来なくなってしまったのか?
引っ越したり、他の店に浮気したり、あなたの店に不満があったり、なんとなく忘れていたり。
理由は様々でしょう。
理由の中には、
「絶対にもう来店しないもの」と
「きっかけがあればまた来店するもの」があります。
「絶対に来店しない理由」のせいで来なくなったお客を呼び戻すのは無理ですが、そうでない場合にはきっかけを与えればまた来店してもらえるわけです。
そのきっかけが、DMというわけです。
◆まずターゲットを決める
まずは、顧客リストを洗って、最近来ていない、来なくなってしまったお客をピックアップしましょう。
例えば、半年以上来ていないとか、1年来ていない、などです。
あなたのお店の状況に合わせて決めてください。
なお、この期間ですが、来ていない期間が長ければ長いほど再来店の見込みは低くなります。
なので、全員にDMを送るのではなく、まずは期間が短いお客から送りましょう。
全員に送ってもコストがかかるだけで、それに見合う成果が出ない可能性が高いです。
◆オファーを決めよう
オファーとは、「お客に提供するもの」と考えてください。
要は、「久々に来てくれたら、こんなサービスをしますよ」という、悪く言えばエサのことです。
もちろん、
「お久しぶりです」
という手紙だけで戻ってくれれば良いのですが、なかなかそれだけでは戻ってくれないことも多いでしょう。
久しぶりに来店してくれたお礼に、サービスをしましょう。
オファーの内容ですが、これも相手によって変えるとなお効果が高まります。
長い間来ていないお客には、思い切ったオファーをしてあげると良いでしょう。
この施策で戻って来てくれれば、今後数年にわたりまた通ってくれるかもしれないわけです。
であれば、このオファーで多少思い切ったサービスをしても、充分割に合います。
「どんなオファーが魅力的か」
という視点で、アイディアを練りつつ実際の反応をみて試してみましょう。
◆オファー以外に送るもの
基本的には手紙形式で、
「最近お越しいただけなくて残念です」
という内容のものを送ります。
その際ですが、ビジネスライクな形式的な手紙ではなく、あなたのお店の近況がわかるような、ニュースレターを同封してあげるとなお良いでしょう。
そのほうが親近感や懐かしさを感じてもらえます。
オファーだけに釣られてくるお客は、特典目当てでまた他に行ってしまう可能性がありますが、お店に親近感をもってくれるお客は長く通ってくれるでしょう。
◆3回は送ってみる
最後に、これらのレターは一回だけ送って反応が無いからといって諦めてはいけません。
内容を変えて、少し間隔をおいて3回送ってみましょう。
一回目は「久しぶりにお会いしたいです!」
二回目は二週間後に「こないだ送った手紙は届いていますか?お待ちしていますよ~」
三回目はさらに二週間後に「残念ですが、これで最後にします・・」
といった具合です。
三回目は泣いている写真付など、注目してもらえるような仕掛けをいれても面白いですね。
DMは、一度送ったからといって必ず読まれているとは限りません。
また、読んでも、その時はたまたま忙しくて忘れてしまったかもしれません。
あるいは、興味はあっても髪を切るタイミングではないかもしれません。
そのような事情によって、お客の行動は大きく左右されます。
なので、一度だけ送って終わり、ではもったいないのです。
お客には色々な事情がありますので、タイミングを逃さないように、数回送ってみましょう。
なお今回のテーマは美容室としてありますが、顧客リストをもっていてリピート性のあるビジネスであればどこでも活用できます。
お試しください。
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