コンサルなんてインチキ?
2015.08.01 更新
突然ですが、
「経営コンサルなんてインチキ、役に立たない」
と考えている人は少なくないと思います。
まあこのブログの読者さんは、私の提供する情報に価値を感じてくれて読んでいただいているでしょうからそんなことは考えてはいないかもしれませんが・・
「インチキ」
だと思う根拠的なものはいくつかあるでしょう。
ちなみに今まででひどいと思った「経営コンサルインチキ」論は、某税理士がブログで発信していた内容です。
いわく、
「自分の知人の、一流の経営コンサル会社勤務のえらいコンサルが『自分は本当は会社の業績を上げられない』と言っていた。
だから、全ての経営コンサルはインチキだ」
だそうです。
税理士がこんなに非論理的なことを言っていて大丈夫なのだろうかと思いつつまあ世間的に経営コンサル=胡散臭いというのも事実でしょう。
よく言われるのが、
「他人を儲けさせられるなら、自分でやればいいじゃん」
というもの。
この意見は、正しい部分と間違っている部分があります。
まず、コンサルタントでよくあるパターンが
「以前は自分でやっていて、そこで成功した→成功体験をもとにコンサル」
です。
この場合、順番が逆です。
自分で儲けたので、それを他人にも提供しているわけです。
本業をやりながらコンサルをする人もいるし、コンサル一本の人もいます。
コンサル一本の理由は、本業よりもコンサルのほうが儲かる、楽、やりがいがある、などの理由です。
こういう場合、
「他人を儲けさせられるなら、自分でやればいいじゃん」
は当てはまらないですよね。
また、本業はやったことないがコンサルしている人の場合。
そもそも、集客や売上アップのスキルと、本業のスキルは全く別です。
美味しい料理は作れなくても、飲食店に集客をすることはできます。
花のことは何も知らなくても、花屋に集客することはできます。
なので、他人の売上を上げられる=本業もできる
わけでは当然ありません。
もちろんスキルもないし、そもそも飲食店をやりたいわけではないし・・
こういう場合、当然コンサルはしても、自分でやろう、とは思わないですよね。
だから、「他人を儲けさせられるなら、自分でやれば?」は成り立たないのです。
まあ本業のスキルと集客、売上アップのスキルは別物、ということが理解できない人には伝わらないかもしれません。
次に。
実は、コンサルから入って、その業界が儲かることを知り、自分で始めるというケースは実はあります。
コンサルのメリットとして、「色々な業界を見ることができる」ことが挙げられます。
色々な業界の問題点、他との違い、成功のポイントなどを知ることができます。
そうすると、
「この業界でこのノウハウを使えばうまくいく」
ということも、当然あります。
実際にそれで、自分で会社を興す人もいます。
別の会社に経営陣として参加して、共同でビジネスをする人もいます。
なので、
「儲かるなら自分でやれば?」を実践する人もいるのです。
で、最近の私の動向ですが。
実は某業界の経営者とチームを組んで、もっと経営の一角を担おうかという動きをしています。
これまでその業界では集客のお手伝いをしていたのですが、単純にコンサルとして外からお手伝いをするのではなく内部でチームの集客等を担当し、より成果を出していこうと考えています。
「困っている零細企業の経営者を助ける」
のが私のコンセプトなので当然コンサルは続けますが、それだけではなく、他の業界の事業というのも行っていく予定です。
楽しみです!
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