ロジカルシンキング
2012.12.01 更新
おそらくこのテーマはあまり反応が良くないと思うのですが・・(笑)
ロジカルシンキングをご存知でしょうか。 最近ビジネス書などでブームになっているようです。
ロジカルシンキングとは、「論理的思考」のことです。 物事を論理的に考える、ということです。
論理的とは、筋道が立っている、ということです。
なぜロジカルシンキングが重要なのでしょうか?
まず一つには、ロジカルシンキングができれば、明確な解答の無い問題に対しても大きく外れない答えが導きだせるからです。
世の中の出来事は大抵は筋道立って起きていますから、筋道を立てて物事を考えれば未知の出来事についても解答が出るということになります。
もう一つには、他人を説得しやすいということです。 例えば、
① 私「○○をしてください」
あなた「なぜですか?」
私「なんとなくです。根拠はありませんが、私の勘と経験を信じてください」
② 私「○○をしてください」
あなた「なぜですか?」
私「なぜなら、これこれこういう理由があるからです。裏付けるデータはこれです」
あなたなら、どちらの言うことを聞こうと思いますか?
ビジネスにおいても、ロジカルシンキングは重要です。
売上を上げたい!というときに、
チラシを撒く!
ホームページを作る!
フェイスブック!
ではなくて、
売上とは、①客数×②客単価×③リピート数に分解できる。
したがって、各数字を上げる方法を考えれば売上は上がる。
客数を上げるためには○○、客単価を上げるためには○○・・
とするほうが、より具体的で根拠のある考え方でしょう。
ちなみに論理的に考えると、大外れはしなくなりますが、逆にぶっ飛んだアイディアは出にくくなります。
したがってアーティストなど、理屈ではない世界の方には必要ないと思いますし、ぶっ飛んだアイディアが必要な場合には使わないほうが良いでしょう。
とはいえ、ロジカルシンキングはビジネスに必須のスキルだと思います。 もともと頭の良い人には備わっているのでしょうけれど、そうでない人でも訓練で身に付けることができます(才能ではなく、スキルですから)。
次回以降、具体的に解説します。読者がいることを祈りつつ(笑)