飲食店の売上アップ対策・・集客だけが売上向上の方法ではない
2012.03.11 更新
飲食店の売上を上げるにはどうしたら良いか?
お悩みの方も多いでしょう。
この記事中では「蕎麦屋の集客方法」というテーマでも書いていますが、
大きいくくりでひとつ「飲食店の売上アップ対策」というテーマを書いてみます。
「飲食店」というくくりになるので、若干包括的な内容になりますが、
原理原則をお伝えできればと思います。
◆そもそも売上アップの考え方とは?
飲食店が売上を上げたい、と考えた時に、やみくもに
「チラシをまく」
「ホームページを作る」
「フェイスブックで集客をする」
などと考えてはいけません。
売上とはそもそもどういう要素でできているか?
を考えるべきです。
売上は、次の要素からなっています。
売上= 客数 × 客単価 × リピート数
例えば、客数が100人、客単価が1,000円、年に3回リピートしてくれる
飲食店があるとしましょう。
この飲食店の一年の売上は、100×1,000×3=30万円です
(数字が小さいのはただの例なので気にしない)。
では、この各数字がそれぞれ10%上がったらどうなるでしょうか?
110×1,100×3.3=399,300
33%売上アップです。
ちなみに各要素を25%上げると、売上はほぼ倍になります。
まず、この考え方を理解してください。
◆集客だけが売上アップの方法ではない
飲食店が売上アップ対策しようとすると、皆さん
「どうすればお客が増えるか?」
を考えます。
そうではないですよ、ということです。
もちろん、集客は重要です。
しかし、集客だけで売上を2倍にするのはとても大変そうですよね?
お客が2倍にならないといけないですから。
そうではなく、
・より一人のお客さんにお金を使ってもらう
・一人のお客さんに再来店する頻度を早めてもらう
この方法も同時に行うことで、
簡単に売上は上がる、ということです。
そして、これらの方法は新規客を集めるよりも
基本的に簡単です。
一度も来たことの無いお客を呼ぶより、
既に来てくれているお客さんを次回また呼ぶほうが楽です。
客単価も、決して上げられないことはありません。
「安いものじゃないと売れない」
というのは思い込みです。
繰り返しですが、
まず、客数、客単価、リピート数の3つを
いかに上げるか、この考え方を持ちましょう。
その上で、「じゃあ具体的にはどうするか」
ということで、ホームページなのか、フェイスブックなのか、
というアイディアレベルの話になる、ということです。
◆飲食店の売上アップは難しくない
飲食店は参入する人が多く、廃業も多い業種の代表のようなものですが、
ご注意いただきたいことがあります。
それは、
「美味しければお客さんは来てくれる」
という考え方です。
売上を上げるにはどうするか?つまりそれはマーケティングの知識なのですが、
そういった視点を持ちましょう。
ライバルがそのような視点を持っていないのですから、
簡単に売上アップはできます。
飲食店は、早ければ3ヶ月もあれば成果が出ますので、
少しだけ、頑張ってみましょう。
もっと集客・売上アップの方法を知りたい方はこちら