効果的な表現のテクニック・・「数字」を出す
2013.04.26 更新
先日、あるカフェに行ったとき、このようなPOPを見ました。
「ビール 2℃に冷えてます」
なかなか良い表現だな、と思ったので記事にしてみました。
「ビール冷えてます」
というのに比べ、具体的に2℃という数字を出すことで
「より冷えている感」
が伝わると思いませんか?
◆具体的な数字を出す効果
広告の表現のテクニックとして、このように具体的な数字を出す、というものがあります。
「大勢の方にお買い上げいただいています」
↓
「通算9,826人がお買い上げです」
「断然お買い得です」
↓
「2,000円もお買い得です」
「ライス大盛り」
↓
「ライス400グラム」
と、いった感じです。
漠然とした言葉に比べ、よりリアルに想像できるので、イメージが伝わりやすくなります。
広告を出すときには、是非知っておいていただきたいテクニックです。
◆広告だけのテクニックではありません
・・そして、現在特に広告は出していない、という方も。
「自分には関係ない」
と思わないでくださいね。
要するに、これは「お客が感じる心理」の問題です。
ですので、別に広告のキャッチコピーだけでなく、営業のトークの際や、
お客との普段のやりとりの中でも使えるということです。
営業トークの中で、
「この商品はなかなか入荷しないんですよ」
と言うところ、
「この商品は次の入荷は90日後ですよ」
と言うほうがよりリアルに希少感が伝わりますね。
既存のお客さんへのフォローの中で、
「あなたのようにしっかり弊社の商品を活用しているお客様はほとんどいません」
と言うより、
「あなたのようにしっかり弊社の商品を活用しているお客様は、全体の1%もいません」
と言ったほうがより特別感が伝わりますね。
具体的な数字が与える心理的な影響というものを是非覚えておいてください。
◆お客の心理を理解することが重要
さて、
「お客の心理」
の話を出しました。
ご存知の方も多いと思いますが、マーケティングや営業では、
「お客の心理」という要素が非常に重要です。
結局、商品やサービスを売るためにはお客に
「欲しい、買おう」
という感情をもってもらうことが必要なわけです。
突き詰めれば、どうすればお客に
「欲しい、買いたい」
と思ってもらうか。
そのための行動がマーケティングと言っても過言ではないでしょう。
だからこそ、自分のお客はどんな人で、どんな悩みや願望を持っているかを考えることが非常に重要なんですね。
心理学を勉強するべき、とは言いませんが、
ビジネスをする上でお客の心理というものが非常に重要である、ということは覚えておいてくださいね。
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