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広告費を使わずにメディアに宣伝する方法

2015.11.13 更新

自分の店や商品、サービスを広く宣伝したい。

でも、そのためには多額の広告費がかかり、捻出する余裕はない。

 

そんな悩みをお持ちの経営者は多いでしょう。

 

では、広告費を使わずに、それでいてメディアに取り上げられ広く宣伝する方法はないでしょうか?

 

実は、あります。

 

それが、PRという方法です。

「PR」とは、本来の意味とはちょっと違いますが、まあマスコミなどのメディアに取材してもらうための取り組み、というように覚えておいてください。

 

つまり、「自社はこんなことをやっています、話題性がありますからあなたのメディアで取り上げてみませんか?」と働きかけるということです。

これにより、うまくいけばマスコミの取材を受け、全くお金をかけずに新聞やテレビなどで広く取り上げられる可能性もあります。

 

■マスコミに取り上げられてもらう効果

マスコミに取り上げられると、どのような効果が見込めるでしょうか。

 

1.掲載された記事や番組から、集客が見込める

もっともわかりやすいでしょう。

よくテレビや雑誌で取り上げられた飲食店に行列ができる、という話は聞くと思いますが、そういうことです。

 

まあ、この一時的に客が殺到するという現象の是非はさておき、そのような効果が見込めることは事実です。

 

2.信頼感が増し、その後の集客にも結び付く

例えば、「マスコミ掲載実績」としてチラシやホームページに掲載することで、あなたの信頼感が一気に高まります。

お客は「マスコミで取り上げられた」というだけで一定の価値を感じますから、その後の成約率は上昇するでしょう。

 

もし何度も取り上げられた、なんてことになれば、一気に有名店扱いです。

 

3.連鎖的に別のメディアの取材に結び付く

マスコミは、ネタを仕入れる際に他社が掲載した事例も参考にしています。

なぜなら、他社が扱ったネタは、すでに他社が掲載前に取材をしてある程度信頼がおけるものだからです。

自社で一から取材をし、信用できるネタなのか、話題性はあるのか、などを検証する手間が省けます。

ですから、一度マスコミに取り上げられると連鎖的に取材に結び付く傾向があります。

 

■マスコミに取り上げられるのは簡単?

マスコミに取り上げられる効果はお分かりいただけたかと思います。

 

が、マスコミに取り上げられるなんて難しいのでは?

うちのような小さな会社には取り上げられるようなものなどないよ、と思う方も多いでしょう。

 

実は、マスコミに取り上げられるのは難しいことではありません。

 

なぜなら、マスコミは常にネタに困っています。

 

テレビ番組で、翌日放送なのにまだ尺が空いてしまっている、ということも珍しい話ではありません。

新聞など、毎日あれだけの紙面を埋めるのがどれほど大変か。

想像していただければおわかりでしょう。

 

つまり、面白いネタさえあれば、メディアは率先して取材してくれます。

あなたの会社が小さくても、ネタさえ面白ければ取り上げられます。

 

■どんなネタでも良いのか?

では、どんなネタでもマスコミが飛びつくかというと、もちろんそんなわけはありません。

 

マスコミは「発行部数」や「視聴率」の世界ですから、一般に受け入れられないネタをわざわざ取り上げたりはしません。

 

ではマスコミが飛びつくネタとは?

 

これは、色々な種類があるのですが、例えば社会性、公共性のあるもの。

そのネタが社会問題になっているようなものであれば、皆関心を持ちますよね。

 

あるいは、話題になるような面白いもの。

「へー、それ面白い!」

と思ってもらえれば、マスコミのネタとしては成功です。

 

これだけではありませんが、このようなネタを提供できれば、マスコミに取り上げられる可能性が高まります。

 

■具体的なアプローチの仕方

では、面白いネタがあったとして、どのようにマスコミにアプローチすれば良いでしょうか?

少なくても、ただ待っているだけではマスコミはあなたを見つけてはくれません。

 

どうするかというと、「プレスリリース」という方法を使います。

プレスリリースとは、報道機関に向けた情報の提供・発表のことです。

 

マスコミに、「こんなネタがありますが、いかがですか?」

と連絡をするのです。

 

具体的には、FAX、電話、メール、郵送、訪問などなどです。

これで、マスコミはあなたのネタに触れることができ、面白ければ取り上げてもらえる、ということです。

 

■ネタが無い場合

問題は、ネタが無い場合ですね。

というか、ほとんどの場合、そうそうマスコミが喜びそうなネタがある、ということは無いでしょう。

 

その場合は、ネタを探します。

あるいは、ネタを作ります。

 

マスコミが喜ぶ切り口やコンセプトというものがありますので、それに沿ってネタを探します。

あなたのビジネスがそれなりの期間続いてきたのなら、何かしらネタはあるものです。

 

また、どうしても無いという場合は、ネタを作ります。

マスコミに取り上げられるコンセプトに沿って、ネタになるような企画をしてしまえば良いのです。

 

これで、ほとんどの会社やお店で、マスコミに取り上げられます。

 

 

いかがでしょうか?

メディアを活用することで、広告費をかけずに一気にブランディングすることも可能です。

是非、チャレンジしてみてください。

 

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道場 明彦
道場 明彦
株式会社
あおい総合研究所
代表取締役
保有資格
司法書士/行政書士/事業再生士補/2級FP技能士 他
経歴
司法書士として4年間で600人以上の借金問題の解決のサポートに携わる。 その後会計事務所スタッフとして、2年間で50社程度の税務、会計、経営相談業務を行う。 売上向上、事業再生コンサルティング会社あおい総合研究所を設立し、代表取締役就任。
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