求人と集客の関係性
2014.11.26 更新
集客と求人の関係性についてお伝えします。
先日、お客さんから依頼されて求人を手伝いました。
お金をかけられなかったので、手法としてはYou Tubeで求人動画を作ってアップしたのですが、まあそれで成果があったわけです。
お伝えしたいのはそこではなく、なぜ私が求人の手伝いをできたか?という点です。
私はあくまでマーケティングや集客の専門家であり、求人をウリにしているわけではありません。
人事畑でもありません。
が、すんなり求人が成功した。
なぜか?
◆求人と集客の共通点
答えは、求人も集客も結局のところ「相手の心理や行動を理解する」ことに行きつくからです。
例えば、「集客」において、あなたが提供するのは商品やサービスです。
「求人」においては、あなたが提供するのは賃金や仕事内容、職場環境などです。
集客でお客が提供するのは、お金(対価)です。
求人において求職者が提供するのは、労働力や時間です。
集客でお客が不安に思うのは、
「このサービスは信頼できるか」
「自分に合うのか」
「もっと良いものがあるのでは」
などです。
求人で求職者が不安に思うのは、
「どんな職場なんだろう」
「ブラックではないか」
「雇い主やスタッフはどんな人達なんだろうか」
などです。
どうでしょう。
それぞれ欲しいもの、提供するもの、不安に思うことの内容こそ違えど、同じようなプロセスを経て購買活動、求職活動をしているのです。
であれば、どちらもすべきことは同じ。
「見込み客(求職者)は何を求めているか?」
「どんな不安を抱えているか?」
「どうすれば、うちの商品(会社)を求めるか?」
などを考え、それに応えれば良いのです。
◆伝え方の共通点
そして、それをどうやって伝えるかも同じです。
もし来てほしい人材が主婦であれば、折込チラシが良いかもしれません。
若い女性であれば、携帯やスマホで見れる広告が良いかもしれません。
高齢の方であれば、ネットはあまり効果が無いかもしれませんね。
これらは、集客する時に考えるべきことと同じです。
来てほしい人が普段どんな行動をしているか?
何を見ているか?
を想像して広告をする必要があるということです。
ちなみに冒頭でさらっと伝えましたが、You Tubeの動画での求人も効果がありました。
動画だと、文章だけではなく求職者が知りたいことをたくさん伝えることができます。
効果があるのは当然でしょう(見る人がいるかはまた別の問題ですが・・)。
と、いうことは集客でも動画は使える、ということです。
◆相手の心理を理解する
まとめですが、結局「何かを行動するか決める」過程で、人はさまざまな心理プロセスを経ているわけです。
そこを理解してあげることで、求人も集客もできるということになります。
間違っても、「自分が伝えたいことだけを伝える」ことの無いようにしてください。
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