お客を集める時の注意点・・「お客が欲しいもの」を提供する
2013.11.28 更新
私が記事を書く際、テーマを「売上アップ」にするか「集客」にするかいつも悩みます。
というのも、読者さんが反応するテーマは「集客」なのです。
これは私自身のサイトで検索数などを調べているので間違いありません。
「集客」をテーマにするほうが反応は良いのですが、しかし会社の目的はお客さんを集めることではなく、売上を上げるのが目的であるはず。
さらに言うと売上ではなく利益を出すのが目的なので、本当は「利益アップ」というテーマにしたいところです。
しかし、「利益アップ」という書き方では、なかなか皆さん興味を持ってくれない。
そこで、始めは「集客」というテーマで記事を書いて、興味をもってもらい、徐々に売上アップ、利益を出すというテーマに持っていくようにしています。
名付けてソフトランディング作戦。
ちなみにこの、「お客さんが欲しいものを提供する」というのは非常に重要な考え方です。
えてして職人気質の人達は「自分の作りたい物」を提供しようとする傾向があります。
料理人の方などは、
「うちは美味しいからとにかく一度食べてくれればリピートしてくれるはず」
とよく言いますね。
残念ながら、それはお客の視点が抜け落ちています。
自分の商品、サービスのことしか考えていません。
そうではなく、
「お客が欲しいものは何か?」
を考え、それを提供していくのが正しい在り方です。
「あなたが提供したいもの」
は、その後で提供しましょう。
まずは「お客の欲しいもの」を買ってもらい、
「あなたが提供したいもの」は時間をかけてその価値、良さを伝えましょう。
そうすれば、いずれお客のほうから
「それが欲しい」
と言ってくるでしょう。
大企業ですら、お客の目線をもたずに、
わけのわからない製品を作って売れずにこけています(家電とか・・)。
零細企業は当然もっと考えなければならないですね。
こけるわけにはいきませんから。
この視点を忘れずにいてください。
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