経営者の仕事とは?
2013.07.04 更新
経営者の仕事とは何でしょうか?
零細企業の経営者の場合、やるべきことは山ほどあります。
現場での仕事、営業、経理、資金繰り、人事・・
何でもこなさないといけませんね。
では、それら全て、経営者がしなければならないのでしょうか?
アメリカのカリスママーケッター、ダンケネディは経営者に
「あなたの仕事はマーケティングだ」
と言います。
職人気質の人の場合、特に自分の技術や現場の仕事を重視する傾向があります。
しかし、そのような腕を磨くのが経営者の仕事ではなく、
マーケティング・・どのようにお客を集め、どのように売り、いかに利益を出すか?
これを考えるべきだ、ということです。
ダンが整体師の経営者を集めたセミナーをやったところ、休憩時間に
儲かっている経営者はマーケティングの話をし、
儲かっていない経営者は 整体の技術の話ばかりしていた
というエピソードがあります。
あなたも、自分の技術や本業の世界のことだけではなく、
いかに売上を上げるか?マーケティングに目を向けてみてください。
ちなみに再生コンサルとして言わせていただくと、この他に資金繰りも必ず経営者が知らないといけませんね。
資金繰りの失敗=倒産につながりますので。
数字が苦手、というのは経営者としては結構まずいです(正確には食わず嫌いしているだけでしょうけれど)。
これら経営者として絶対にすべき仕事以外は、できるだけ他の人に任せられる体制を作りましょう。
「自分がやらないと仕事が回らない」
といっていつまでも全て自分でやっていては、なかなか前に進みません。
是非、取捨選択をしてみてください。