あなたの店は忘れられていないか?お客が来ない原因とは
2014.01.05 更新
「お客が来ない」
という悩みを持っている方は多いと思います。
では、なぜお客が来ないのか?
を考えてみましょう。
お客が来ない原因とは・・あなたの店は知られているか?の続きです。
◆あなたの店は忘れられていないか?
前回は、あなたの店は知られているか?という話をしました。
知らなければ、そもそも行きようがありません。
そして、
「どのように知ってもらうか?」
顧客の心理に立って考えてみましょう、ということでした。
今回は、
「知ってもらったが、その後忘れられていないか?」
という内容です。
なんらかの方法で一度知ってもらい、来店もしてくれた。
が、その後お客はあなたのお店のことを忘れてしまっていないでしょうか?
忘れられてしまえば、当然次にまた選ばれる可能性はありません。
「うちの店は質が良いから」
「うちの店は美味しいから」
一度来てもらえば、リピートしてくれる。
そう言う経営者は多いです。
が、あなた自身のことも思い出してもらいたいのですが、あなたが今まで行ったお店で、再度行った(行かなかった)店がどれくらいあるか覚えていますか?
リピートしなかった店は、何か不満があったのでしょうか?
おそらく、そんなことは無いと思います。
「なかなか良い店だ。また来よう」
と思っても、日常生活に追われているうちに、忘れてしまう。そして、結局また行くことは無い。
次に同じような店で買い物をしようと思った時には、たまたま広告が目に付いた他の店に行ってしまう・・。
そんなところではないでしょうか。
そしてこれは、珍しくないことなのです。
つまり、お客があなたのお店に満足したとしても、必ず一定数は
「忘れる」という状況になります。
そうすると、リピートされない、ということです。
◆お客に忘れられないために
逆に言えば、
「忘れられる」
ことを防げば、それだけで再来店率は上がる可能性が高いということです。
前回の来店で満足してくれていれば、また来てくれる可能性は充分ありますよね。
では、どうすれば忘れられないでしょうか?
それはずばり、
「頻繁に接触する」
ということです。
例えば、あなたがある飲食店に行ったとしましょう。
味やその他、お店には満足したが、その後すっかり忘れていた。
そんな時、その飲食店からハガキが届いた。
これで、確実に思い出しますよね。
もしちょうど外食しようと思っていたタイミングであれば、選択肢の一つに加わるでしょう。
一定数の人は、再度来店してくれるかもしれません。
あるいは、その時はそのお店にはいかなかった。
そして、また忘れていた・・3か月後に、またハガキが届いた。
思い出しますよね。タイミングが合えば、来店してくれるかもしれません。
と、このように、
「思い出してもらう」
ことで、再来店してもらえるチャンスが増えるということです。
もちろん、ハガキを送るのはコストがかかります。
また、ハガキを送って全員がリピートしてくれるはずはありません。
なので、費用対効果を考える必要は当然あります。
方法もハガキだけ、ではありません。
メルマガ、DM、FAX、電話・・様々な方法があります。
重要なのは、
「忘れらないようにする」
「思い出してもらう」
ことで、リピート率は上がる、ということです。
今、何も販促活動をしておらず、お客が来なくて悩んでいる方は、まずここから始めてみましょう。
アメリカでは、顧客にハガキを送り続けただけで№1の自動車セールスマンになった人の例もあります。
その重要性を、是非ご理解ください。
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