駄文90 プロ
2014.07.06 更新
徒然なるままに駄文を書いております。
いつも行っている美容室の美容師の話。
私が担当してもらっている美容師さんは、店で指名№1です。
売れっ子みたいです。
話やすいし、もう8年くらい担当してもらっているためこちらの希望も分かってもらっているので、いつもお願いしているのですが。
その彼は、店では毎朝1番か2番に出勤しているとのこと。
そんなに早く来て何をしているのか?聞いたところ、
「駅前でビラ配ってます」
とのこと。
もちろん、ビラ配りは新人やアシスタントの仕事です。
結構大きなお店だし、彼はそれなりのポジションにいるわけですから、そんな仕事はする必要はありません。
「何でそんなことやるんですか?嫌じゃないんですか?」
と聞いたら、
「確かに自分がやらなくても良い仕事だし、正直やりたくない。
でも、やりたくないことをあえてやることで自分が成長する気がする」
とのお返事でした。
それを聞いて、ああ、この人は本当にプロなんだな、と思いました。
私は精神論とか、気合で頑張るとかは好きではありませんが、こういう人には素直に敬意を抱きます。
特にオチはありません。
あえて言えば、チンタラ生きている連中に彼のネイルの垢を煎じて飲ませてやりたいぜ!
ってことくらいです。