お客が欲しいものを知るために・・お客の悩みを聞く
2013.12.01 更新
売上を上げたい、という場合に、まず考えなければいけないのは
「お客が欲しいものは何?」
ということです。
それを考えずに、
「自分が売りたいものを売る」
という経営者は非常に多いのですが。
買ってくれるのはお客ですから、お客が欲しいものを提供するのが基本となります。
では、お客は
「こんな商品が欲しい!」
と声を上げてくれるかと言うとそんなことはありません。
そもそもお客自身、自分が欲しいものを分かっていない場合もあります。
では、お客が欲しいものとは何でしょうか?
考え方として、出発点は
「お客の悩みや願望は何か?」
を考えましょう。
人は、
「ある商品そのもの」
が欲しくて商品を買うわけではありません。
その商品やサービスがもたらしてくれるものが、自身の悩みを解決してくれたり、願望を満たしてくれるから買うのです。
であれば、出発点としてお客の悩みや願望を知ることが重要です。
悩みや願望を知ることができれば、次に
「私の商品・サービスは、あなたの悩みや願望を解決できます」
と伝えれば良いのです。
「悩みや願望を解決してくれる」
と伝われば、購入してもらえることでしょう。
では、お客の悩みや願望はどのようにすれば知ることができるでしょうか。
これは、ずばりお客(あるいは見込み客)に聞けば良いのです。
現時点でお客がいなければ、「あなたのライバルのお客」に聞くという手もあります。
何にせよ、あれこれ想像する前に、実際にお客さんやお客さん候補に聞くのが手っ取り早いでしょう。
そして、そのお客が興味を持つような、
「この商品なら悩みを解決してくれそう」
というメッセージを作りましょう。
よほど特殊な悩みでなければ、同じ悩みを持っている人は沢山いるはずです。
繰り返しになりますが、スタートは
「お客の悩み・願望は?」
です。
「どうやったら売れるか?」を考える際には、まずここから考えることを癖にしてみましょう。
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