「売り込み」をためらわない・・売り込みでお客にも満足してもらう
2013.03.07 更新
お客に「売り込み」をかけることをためらう方も多いと思います。
「自分からお客に買ってと言う、お金を遣ってもらう」ことに罪悪感のようなものを感じているのでしょうか。
そうであれば、まず考え方を変えましょう。
◆その売り込みはお客のためにならないのか?
例えば、初めて車を買うお客さんがいるとします。免許取立てで、道もよくわからない。
そのようなお客さんに、カーナビをセットでつけることを勧めるのは悪いことでしょうか?
後からカーナビを追加で取り付けるほうが高くつきますし、
初心者のお客さんにとってはカーナビがあったほうが絶対に安心して運転できるでしょう。
あるいは、パソコンにあまり詳しくないお客さんがいるとします。
このお客さんに、プリンターのことや、メモリのことを説明してあげて、セットで購入したほうが快適に、
かつお得にパソコンを使えると教えてあげるのは悪いことでしょうか?
そんなことはありませんよね。
このようなことを教えてあげなければ、逆に
「なんで教えてくれなかったの?」
と不満に思われるかもしれません。
◆あなたが売っているものは何?
つまり、あなたは決して自分の金儲けのことを考えて商品・サービスを売り込むわけではないのです。
であれば、臆せずにお勧めすれば良いのです。
それにより、お客の不便や悩みを解消し、より便利な未来を提供しているのですから。
売り込みを躊躇する人は、自分の商品に自信が無いか、
お客さんにより快適な未来を提供している、という自覚が無いのでしょう。
まずは、その意識を持ちましょう。
あなたが提供しているのは、「商品という物体」ではありません。
お客さんに、価値、便益、そのような「ベネフィット」を提供しているのです。
このような意識が持てないと、結局
「安いですよ!お買い得ですよ!」
としか言えなくなります。
安ければ価値、ベネフィットを提供しなくても文句言われないだろうという自己防衛意識でしょう。
◆お客が求めるものを売りましょう
もちろん、お客が欲しくもないものを売り込みしてはいけませんよ。そんなことをすれば、すぐにお客は離れます。
勘違いしないでいただきたいのは、
「自分が売りたいものを売る」
のではなく、
「お客が欲しがっているもの、お客の役に立つものを売る」
ということです。
あなたがお客に提供している価値、ベネフィットを見つめなおしましょう。
それは、お客の役に立っていますか?であれば、怖がらずにお客さんに売り込みましょう。
それが本当にお客さんの役に立っていれば、喜んで買ってくれるでしょう。
喜んでくれた対価をもらうのに、ためらう必要はありません。
是非、考えてみてください。
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