客数を増やす方法・新規客数アップの方法
2014.03.29 更新
今回はずばり増客の方法をお伝えします。
そもそも客数だけを増やせば良いのではなく、客単価を上げたり、リピート回数を増やすというほうが重要だったりするのですが、それはそれとして単純に新規客の増やし方です。
新規客を増やすアプローチは色々あります。
その中でもほとんどの業種・ビジネスで使える方法をご紹介します。
◆お試し商品を作る
結論は、お試し価格で手に入る商品、サービスを作り、それを告知することです。
例えば通常1万円で売っているなら、お試しとして5,000円で販売する、などです。
「ただの安売りではないか?」
と思われるかもしれませんが、極論、そのとおりです。
なんだかんだいって値段が安いということは強烈な購買動機になります。
「安売りはしたくない」
という気持ちは分かりますが、そう言って全く売れないよりも、安くても売れるほうがマシです。
◆単なる安売りはNG
もちろん、
「ただ安くしてください」
と言うつもりはありません。
安売りしては、まず利益が取れません。
また、安売りに敏感なお客が集まります。
安売りに敏感なお客は、通常良いお客とは言えませんので(良い悪いの定義はさておき)、そのようなお客が集まると経営としてはあまり良くありません。
なので、本来安売りはすべきではありません。
では、どうすれば良いのでしょうか?
◆安い理由と価値を伝える
方法としては、単純に安さだけをアピールするのではなく、安い理由と、商品やあなたの会社の価値をしっかり伝えることです。
例えば、ある整備工場ではオイル交換2,000円サービスをやっています。
通常オイル交換は4~5,000円をとっていますので、半額以下です。
これを広告して集客しているのですが、では単純に安さだけをアピールしているのかというとそうではありません。
技術には自信があること、安い理由として自分達のサービスを試して欲しいこと、社長の経歴、動画での社長のインタビューなど、様々な情報を提供しています。
安さだけを伝えているわけでは無いのです。
その結果、広告を見て連絡してくれるお客は安さだけを見るのではなく、車が好きなお客が多いです。
そのお客が来店してくれると、社長とも話が合い、そのまま整備や車検などに繋がっていく、ということです。
あくまでオイル交換2,000円というお試し商品で集客をし、その際に自社の価値を伝える。
そしてその後、安売りではなく本来売りたい整備などを購入してもらう、という流れです。
なお、もし最初から整備や車検などを売ろうとすると、これは大変です。
なぜなら他にもライバルが沢山いますし、ライバルは安売りしています。
いかに自社の魅力を伝えても、車検や整備だと値段が高いので、いきなり選んでもらうのは難しいのです。
まずは安いサービスを試してもらうことで信頼や安心感をもってもらい、そうすることで高額なサービスも買ってもらえる、ということです。
◆ビジネスモデルを作る
注意していただきたいのは、単にお試しでお客を集めれば良いという話ではないということです。
重要なのは、お試し商品で集客
↓
本来売りたい商品で利益を取る
という流れを作ることです。
そのためには集客した後の顧客フォローも重要になります。
お試し商品で集客し、そのままほったらかしにしていても高額な商品を買ってもらえる、というのは甘いです。
必ずお試し商品での集客の際に顧客リストを取り、その後フォローをする、という仕組みを作りましょう。
フォローの中で継続して接触をし、サービスの魅力や必要性を伝え、高額商品の購入を勧めましょう。
そうすることで、高額商品を買ってもらえる確率が高まります。
これが、「単なる安売り」と「ビジネスの仕組み」との違いです。
あなたも、この仕組みをしっかり考えてみてください。
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