コンバージョン率の高いWEBページ・・デザインが成約率に与える影響とは
2013.06.24 更新
「コンバージョンの高いWEBページはどちらでしょうか?」
突然ですがクイズです。
コンバージョンとは、「変換、転換、交換」といった意味です。
WEBマーケティングでいうところのコンバージョンは、
「そのサイトで実現したいこと」
という程度の意味で覚えておいてください。
例えば、
・商品を売りたいサイトでのコンバージョンは、商品の販売です。
・セミナー申込みのサイトでのコンバージョンは、セミナー申込み。
・無料相談募集サイトでのコンバージョンは、相談の電話あるいはメールをしてもらう。
ということになります。
さて、以下に二つのページがあります(クリックするとそれぞれのページに飛びます)。
どちらも、私のページです。
このページの目的は、
「業績アップに役立つ無料レポートを差し上げますから、アドレスを登録してください」
というものです。
コンバージョン=レポートダウンロード
ということです。
さて、この二つのサイト、レポートの内容や、書いてある文章はほとんど同じ。
違うのはデザインです。
デザインの違いにより、コンバージョンに違いが出るのか?
というのが、今回の問題です。
まずは二つのサイトを見てください。
直感で結構ですが、デザインが優れていると思うのはどちらですか?
そして、どちらのサイトが、より多くのダウンロードを集めることができると思いますか?
正解は・・
左側の、シンプルな縦長のページのほうがコンバージョンは良いです。
右側のものに比べると、実に2.5倍以上のコンバージョン率です。
おそらく、多くの方は右側のページの方がデザインは良いと思うでしょう。
しかし、実際にコンバージョン・・メールアドレスを登録して、
マニュアルをダウンロードしてくれた人の数はシンプルなページのほうが
2.5倍以上良いという結果でした。
書いてある内容はほとんど同じなので、デザインの差が成約率の差につながったということ。
つまり、デザインが良くてもサイトの成約率は必ずしも上がるわけではないということです。
サイトのコンバージョンを上げるために重要なことは、訪れた人に
「これが欲しい」
と思ってもらうこと。
もちろん、デザインが重要になる業界や商品もあるでしょう。
しかし、ほとんどの業界では、何よりも
「伝えるべきことを、伝わりやすいように伝える」
ことが重要です。
おそらく、今回の私のケースでは、読みやすさがコンバージョンの差につながったと思われます。
上から順番に流れるような構造になっていることで、サイト訪問者が知りたい情報がすんなり入ってくるのでしょう。
あなたが現在持っているサイトは、
「デザインが優れているだけ」
になっていませんか?
そうであれば、
「伝えるべきこととは何か?それは、伝わりやすいデザインになっているか?」
をしっかり考えてみてください。
そうすれば、あなたのサイトのコンバージョンが数倍になるかもしれません。
コンバージョンの高いWEBサイトが欲しい方はこちらもご覧ください。