おもちゃ屋の売上アップ方法・集客の方法
2013.11.28 更新
おもちゃ屋の売上アップ・集客アップ。
大手で集客力のあるところならともかく、個人に毛が生えたような零細おもちゃ屋だと想像するだけでも商売が厳しそうなイメージです。
さて、売上アップの方程式は
売上= 客数 × 客単価 × リピート数
なのでこの3要素を増やしましょう、というのが原則です。
が、おもちゃ屋でちょっと注意が必要なのは、
ユーザー=実際遊ぶ人
と
お客=お金を出す人
が必ずしも一致しない、という点でしょうか。
一般的にはおもちゃで遊ぶのは子供、でもお金を出すのは親や祖父母、というケースが多いでしょうから。
もちろんそれなりの年齢になり、自分で買う子供もいるし、自分で遊ぶために買う大人もいますけどね。
扱っている商品によりターゲット客も変わりそうなので、まずはお店の顧客・売れている商品をしっかり調べないといけません。
それでは、子供がターゲットとした場合。
いかに子供に、店に来てもらうか、をまず考えるという点でしょうか。
子供が来れば、いずれ引っ張られて大人も来ますから。
そこをスタートに考えましょう。
そして、子供用おもちゃが売れるタイミング。
・日ごろ遊ぶようなおもちゃ
・誕生日
・クリスマス
・お年玉
こんなところでしょうか?
日ごろ遊ぶようなおもちゃは、子供自身の小遣いで買えるかもしれません。
であれば、子供にまず店に来てもらう。
では、子供が頻繁に通うような店とは?
そこで遊べたり、色々な面白い情報があることでしょう。
どんな業種でもそうですが、スタッフであったりオーナーであったりが、自分の商品の知識をたくさん持っているのは当然のことです。
ただ売れそうなものを並べて売っていればよいわけではないでしょう。
お客が喜ぶものを提供しなければなりません。
この事例のようにお客=子供とすると、子どもが喜ぶものとは何でしょう?
仮に品揃えや値段では大きなおもちゃ屋やデパートに負けるとしても、本当に子どもが喜ぶことを考え抜き、大手ではそろえられない商品や情報を提供すれば、子供は来てくれるでしょう。
私の子供のころはミニ四駆という車のおもちゃが流行っていて、レース用のコースがあるお店に子供が群がってました。
今の子供の好みは分かりませんが、要はそういうことです。
ちなみに
「子供が入り浸ると、万引きやら他のお客の迷惑やらが心配」
という声もあると思いますが、それは解決すべき別のテーマです。
そういう理由があるから子供を集めたくない、と考えるのではなく、
「どうすれば問題をクリアしつつ子供を集められるか?」
考えましょう。
「できない理由」はいりません。
さて、子供を集める以外に、大人がおもちゃを買うケース。
子供や孫の誕生日やイベントのプレゼントを想定してみましょう。
実際にお金を出すのは、大人。
使うのは子供。
そうすると、大人のニーズとしては、
「子供が喜ぶおもちゃは何だろうか?知りたい」
ということでしょう。
おもちゃ屋としては、そのような情報を大人に向けて発信してあげてはどうでしょうか。
顧客リストを管理し、子供の誕生日やクリスマス前にDMを送る。
DMの内容は、その世代の子供に今人気のあるおもちゃ、ということです。
そのような情報を提供してもらえれば、大人にとってもそのお店を選ぶ理由になりますね。
なお、子供関係の消費は、「6ポケット」といってとてもチャンスがあります。
※子供の両親、さらに両親にはその父母(子供からみて祖父母)がいるので、合計6人、お金を遣う可能性があるということ
大人のニーズをしっかりとらえ、業績アップに結び付けましょう。
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