コンサルタントは役に立つのか?
2012.11.28 更新
「コンサルタントは机上の空論しか言わない」
「役に立たないのに、高い金を請求していく」
こんな風に思っている方も多いでしょう。
実際はどうなのでしょうか?
残念ながら、こればかりは
「依頼するコンサルタントによる」
としか言えません。
逆に言えば、
「コンサルタントなんてものは、絶対に役に立たない」
なんてこともない、ということです。
私は零細企業の売上アップ・事業再生のコンサルですが、当然その分野では成果を出すことは可能です。
また、仲間のコンサルタント(集客・インターネット)や、私の師匠も当然成果を出しています。
なので、
「コンサルなんて、机上の空論ばかりで役に立たない」
のは、全員がそうではなく、中にはそういう人もいる、ということでしょう。
ちなみにそのイメージが強いのは、おそらく一流大学を出て、大きなコンサル会社に入っている人達のせいだと思います。
そのようなコンサルはいわゆる
「戦略コンサル」
といい、大企業の経営戦略策定をコンサルティングしています。
マーケティングの本などに出てくる用語も、このような大企業や戦略コンサル向けです。
「戦略」なので、では現場でどうやって集客したら良いか、どんなホームページを作れば良いか、という部分(戦術、戦闘)まではおそらくサポートしないでしょう。
だから、「机上の空論」と言われるのだと思います。
もちろんそのようなコンサルタントは超優秀であることは間違いないでしょうが、少なくても零細企業の業績を上げるのに適しているとは思えません。
そもそも土俵が違うので、比べるのもどうかと思います。
では、「売上アップします」というコンサルタントはどうでしょうか。
これも人によるのですが、
「〇〇という手法で売上アップ!」
というコンサル方法には疑問を感じます。
なぜなら、「〇〇で」というのは、手段が先にありきだから。
売上アップのための課題は会社によりそれぞれ違うわけですが、その課題を無視して「〇〇」という手段が先に来るのは違うのでは、と思うわけです。
もちろん、その課題とピッタリ一致するのなら良いのですが。
「どんな会社も〇〇で売上アップ!」
というのは無いでしょう。
さて、コンサルを頼むにあたり、不安なことは
「お金を払ったは良いが、成果が出なければ損するだけでは」
ということでしょう。
では、「成功報酬制」というのはどうでしょうか?
コンサルも、自分に自信があるのであれば成功報酬制にしても良いのでは?という話ですね。
個人的にはそれで良いと思うのですが、問題は「成功報酬制」を希望する依頼者は、真剣さが足りないことが多いということです。
つまり、成果が出なければ払わなければいいや、程度の気持ちで依頼する人もいるのです。
身銭を切ってでも業績を上げたい!と考える経営者に比べ、当然やる気もなく、成果は出ません。
なので、私としては
「成果が出なければ返金。ただし、決めた〇〇はやることが条件」
という条件付返金保証が妥当かと思います。
まあ、何を持って成果とするか、の測定が難しいことも多いのですが。
ちなみに、コンサルタントの活用法で、重要なことがあります。
それは、「コンサルをペースメーカーとして使う」ということです。
売上アップをできない大きな理由は、「行動しない」からです。
行動すれば、なにがしかの成果が出るはずです。
なぜ行動しないかと言うと、もちろん方法がわからない、ということもあるでしょうけれど、
「人は自分一人ではなかなか動けない」
という面が大きいからです。
よほど強固な意志とモチベーションが無ければ、一人で売上げアップの勉強をし、実践をし、継続する、というのはとても難しいでしょう。
そこで第三者であるコンサルタントを付けて、半ば強制的に行動せざるを得ないようにする、ということです。
最初から「おんぶにだっこ」でなんとかしたい、という人はコンサルを使っても成功しないでしょう。
「自分で行動する!」という意思があり、それを手助けして欲しい、ということで依頼するなら、コンサルにはそれだけで価値があると思います。
コンサルに依頼をしてみたいが・・という方、参考にしてみてください。
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