ブレインストーミング
2012.12.19 更新
引き続き、アイディア発想法を紹介します。
「ブレインストーミング」です。
直訳すると「脳みその嵐」。略して「ブレスト」と呼びます。
これは、数人でひたすらアイディアを出しあい、その中から有用なものを採用する方法です。
まずは「質より量」で、ガンガンアイディアを出すというのが特徴です。
やり方は、あるテーマについて思い付いた案を出す。
それをホワイトボードなり、付箋なり、皆が見えるように記録します。
それを見てまた違う人が思いついたことを言い、ボードに書き、また他の人が・・とひたすら案を出す。
ルールとして、「どんな突飛なアイディアでもOK」「他人のアイディアを絶対に批判しない」。
こうすることで、思いもつかなかった発想が出てくることがあります。
批判されると委縮してアイディアを出そうとしなくなるので、批判は禁止。
また、他人の出したアイディアをもとに連想して、また違う案が出る効果もあります。
これは以前お伝えした、「あるキーワードをもとにして発想する方法」と同じことです。
ちなみに大量にアイディアを出した後は、似たようなアイディアをまとめたり、分類分けしたりして整理するという作業が必要です。
これはKJ法というまた別の発想法ですが、通常はブレインストーミングとセットで使います。
やりかたさえ分かれば「一人ブレインストーミング」もできますので、アイディアの発想に煮詰まったらぜひ試してみてください。