モチベーション管理などできない
2013.11.30 更新
仕事をするにあたり、やる気やモチベーションは非常に重要です。
やる気があれば、集中して仕事がはかどります。
モチベーションが高ければ、仕事自体苦にならないでしょう。
が、少なくても経営者にとってそれらをコントロールするのはとても難しいです。
何せ自分で全て決められるわけですから。
そして人間とは弱い生き物なので、放っておけば普通は楽な方、楽な方に流れるでしょう。
つまり、怠けます。
あるいは、嫌な仕事は先送りします。
では、モチベーションややる気を引き出すにはどうしたら良いでしょうか。
自己啓発系のノウハウは色々ありますね。
そういったものを実行すれば良いのでしょうか?
あるいは、それでうまくいく人もいるかもしれません。
本やセミナーでモチベーションを上げる方法を学び、実行することでモチベーションをコントロールする。
それができれば素晴らしいことです。
が、そんなことができる人はまずいないでしょう。
仮に一時期できたとしても、すぐに元に戻ります。
人間の習慣や意識は、そう簡単には変えることができないのです。
なので、
「そもそもモチベーションを上げる、なんてことはできない」
と割り切ることです。
人間はそう簡単には変われないのですから、変えようなどと思わないことです。
諦めましょう。
とは言え、仕事の能率は上げたいし、先送りしがちな業務もこなさなければならない。
どうすれば良いかと言うと、
「強制する」
ということです。
つまり、そもそも
「やらなくても済んでしまう」
という状況だからこそ、ついついやらない、さぼる、ということになるわけです。
なので、強制的にやらざるを得ないようにする。
やる気云々ではなく、強制です。
では、経営者が強制されるとはどういうことでしょうか。
方法は色々あります。
例えば、
・お客や従業員、その他経営者仲間などに「やる」と宣言してしまう。やらなければ、恥をかくなり信頼を失うなりのリスクを負います。やらざるを得ません。
・強制してくれる人間を作る。例えばコンサルタントなどです。
コンサルタントの仕事は、ノウハウを教えてくれたり、アドバイスしてくれるだけではありません。
「やるべきこと」を明確にし、それを実行させる。そのためにお尻を叩く。
これも、コンサルタントの重要な役目です。
簡単に言えば、早起きしようと心がけても、自力では難しい。
そんな時は、誰かに無理やり起こしてもらえば良い、ということですね。
実に単純な話ですが、効果は抜群です。
是非実践してみてください。