忘年会シーズンに飲食店がすべきこと
2013.12.17 更新
忘年会シーズン真っ只中です。
普段の月よりもお客が多く、12月の売上はそれほど心配していない、というお店も多いとは思います。
が、この時期、飲食店がすべきことがあります。
◆新規客をリピーターに変える
忘年会ということで、今まで来ていなかった新規のお客さんが来店するケースも多いでしょう。
確かに12月だけ見ればお客の数も多く、売上は良いかもしれません。
お店も忙しいでしょう。
が、これから1月、2月と売上が最も落ち込む時期です。
12月の忙しさに安心して何も対策をしていないと、来年厳しい状況を迎えることになります。
ですので、しっかり事前に対策をしておきましょう。
では具体的に何を対策するかというと、初めて来た新規客をリピーターに変えることです。
12月は、何もしなくても新規のお客さんが来てくれる可能性が高い、チャンスの月です。
この新規客を、そのまま逃してはいけません。
リピーターになってもらい、その後も来店してもらいましょう。
◆新規→リピーターにする方法
これは私の他の記事でも何度も書いていますが、とにかく接触することです。
接触とは、DMでもメールでも良いのですが、あなたのお店を忘れないでもらう、思い出してもらうことです。
そのためには、お客への連絡先を教えてもらうことが必要です。
住所、名前、メールアドレス、誕生日などの情報があればとりあえず良いでしょう。
そしてリピートしてもらうために重要なのは、1回目⇒2回目の来店を促す仕掛けを作ること。
まずは、来てもらうことが重要なので、多少大胆なサービスをしても良いでしょう。
100円引き、ドリンク無料などのあまり魅力が無い特典ではなく、「行かないと損」と思えるくらいのサービスをして良いでしょう。
そんなサービスをしては利益が減る?それで良いのです。
その後リピーターになってもらうことができれば、そのお客からはより多くの利益が手に入ります。
一回の来店時の利益だけを見て判断するべきではありません。
◆忙しいことを言い訳にしない
12月は忙しく、新規客の情報を取っている暇はない、という人もいます。
が、できない言い訳をしていても、売上は上がりません。
例えば、メールアドレスならPOPにQRコードを載せておくだけで良いですし、端末にかざすだけでアドレスを入力できるシステムもあります。
もっとアナログなら、例えばレジ横に名刺を入れる箱を置き、そこに入れていってもらうだけでも良いわけです。
「できない」
と言っていても始まりませんので、工夫をしてお客さんの情報を取得しましょう。
本来であれば非常にコストがかかる新規集客が、12月は容易にできるわけです。このチャンスを逃さないようにしましょう。
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