インターネット集客方法のまとめ6つ
2014.09.09 更新
インターネットを使って集客したい、という方は多いと思います。
が、結局どんな方法があるの?
どうすればいいの?
どの方法が良いの?
など、疑問も多いでしょう。
今回はインターネットを利用した集客の方法をまとめてみます。
以下の6つの方法について解説します。
①ホームページ
②ランディングページ
③ブログ
④Facebook
⑤You Tube
⑥メルマガ
◆1.ホームページ
ホームページが何なのかは特に説明はいらないでしょう。
既にお持ちの方も多いと思います。
が、ホームページから集客できている方はそれほど多くないでしょう。
なぜでしょうか?
まず、通常のホームページとは、
・会社概要
・連絡先
・ちょっとしたサービス概要
・代表者紹介
このような内容のものが多いでしょう。
典型的なホームページだと思います。
が、このようないわゆる「コーポレートサイト」では、基本的に集客できません。
コーポレートサイトは、リアル世界でいうところの「会社案内」だと思ってください。
どんなに立派な会社案内であったとしても、会社案内だけを見て
「お宅と取引しましょう!」
ということはまず無いでしょう。
同じことです。
お客が知りたいのは
「お宅と取引すると、自分にどんな良い事、メリットがあるのか?」
ですから、会社案内が立派であってもそれだけで取引にはつながりません。
※もちろん、会社案内が立派であればある程度ちゃんとした会社だ、という信頼を得る効果はありますので、全く無駄なわけではありません。
では、ホームページはどのように作れば良いのでしょうか?
ずばり、
「お客の役に立つ、お客が知りたい情報」
を充実させれば良いのです。
そのような情報を大量に載せることにより、お客から
「ここには自分の知りたい情報がある。取引すれば、こんなメリットがある」
と思ってもらうことができ、問い合わせに繋がります。
では、お客が知りたい情報とは?
・お客が抱える問題を解決する方法
・その商品やサービスが、お客のどんな問題を解決するか
・その商品やサービスを利用した、他のお客の感想
などです。
これらの情報を、できるだけ多くホームページに盛り込むことで、そのページを見たお客からの問い合わせを増やすことができ、かつそもそもホームページに訪れる人の数を増やすことができます。
「会社案内が立派でも、買う気にはならない」
ホームページを作るときは、このことを忘れないでください。
◆2.ランディングページ
ランディングページとは、一般的には縦長の1ページのWEBサイトです。
目立つ大きな文字でキャッチコピーが書いてあったり、画像や写真で目を引くデザインになっていることが多いです。
最近増えてきているので、見たことがある方も多いでしょう。
※正式にはランディングページという呼び方は正しくありませんが、一般的にこう呼ばれています。
普通のホームページとの違いは、「余計なリンクが無い」ということでしょう。
例えば、会社概要や代表挨拶、ブログ、そういったページへのリンクは基本的にありません。
あるのは、申込みや問い合わせフォームのみ。
申込をするか、そのページを去るか、二つに一つしかない、ということです。
なぜこのような形式のページがあるのでしょうか?
答えは、
「売れるから」
です。
ランディングページとは、商品やサービスを売ることに特化したページです。
普通のホームページが会社案内だとしたら、ランディングページはチラシや営業の提案書のようなイメージです。
会社案内に比べると、売れるのは当然です。
私も、お客から依頼を受けて作るのはランディングページです。
私の仕事はお客の売上を上げることですから、作るのは当然コーポレートサイトではなくランディングページになります。
なお、単純に
「リンクをつけず、一つの商品やサービスのことに特化したページを作れば良い」
というわけではありません。
ランディングページは、見込み客が「買いたくなるように」心理を意識して作ります。
上から読んでいくと、いつの間にか欲しいと思うようになる、そのような設計になっています。
だからこそ、縦長になるのです。
なんでもかんでも、縦に長くしてデザインすれば良い、ということではありません。
◆3.ブログ
ブログも今では一般的になりましたので、ブログが何なのかを知らない方はいないと思います。
念のためお伝えすると、WEB上で書く、日記のように日付の入った記事のことです。
ブログで集客、特にアメブロ集客というのは流行った時期がありましたし、今でも多くの方が実践しています。
無料で始められるのでトライする人は多いのですが、失敗する、成果が出ない人も多いです。
そもそも、ブログでどうやって集客するのか?
これを理解していないと、失敗するでしょう。
ブログでの集客の流れは、以下のとおりです。
①記事を書く
②情報を求めている見込み客が、検索する→記事が検索にヒットする
③その記事を読んだ顧客に、役に立つと思ってもらう
④記事から、問い合わせ(あるいはメルマガ登録)をしてもらう
ここで重要なのは、④→①を逆算して考えることです。
・記事を読んだ人が、「問い合わせをしよう」と思うにはどんな記事が必要でしょうか。
・そもそも、見込み客はどんな情報を求めて検索するでしょうか。
・そのためには、どんな記事を、いくつくらい書く必要があるでしょうか?
これを理解せず、
「今日のランチの写真」
「うちの子供、ペットの写真」
ばかり載せていても、成果は出ません。
ブログ集客の詳細については、集客のためのブログの書き方も参考にしてください。
◆4.Facebook
経営者が大好きな、Facebookについてです。
あなたもやっているかもしれません。
が、Facebookで効率的に集客できている人はほとんどいないのではないでしょうか。
Facebook自体は、集客に使える媒体です。
やはり繋がりを経由して記事が拡散していくそのパワーは、他の媒体には無いものです。
が、これも正しく利用をしないと、うまくいきません。
友人や知人とつながって、
「今日こんなものを食べました!」
「こんなとこ行きました!」
と投稿し、いいね!が100件もついた!と喜んでいませんか?
プライベートとして使う分には構いませんが、それで集客ができるわけはありません。
Facebookを集客に使う方法は以下のとおりです。
①あなたのビジネス用のFacebookページを作ります。
②ページへのいいね!を集めます。この時、広告を使っていいね!を集めることができます。
③いいね!をした見込み客が興味を持つ、役に立つ投稿を繰り返します。
④広く見てもらいたい記事(広告)を、さらに広告費をかけて拡散します(ページのいいね!が多いほど、広く拡散可能です)。
ポイントは、ブログと同じく、ゴールから逆算することです。
まず、④で見てもらう記事(広告)に対し、どれだけ反応(成約)があるかがスタートになります。
そもそも反応が無い記事が拡散されても、成果にはならないからです。
反応が見込める記事であれば、多くの人に拡散すればするほど成果に繋がります。
そこで、②や③により拡散するための土台を作るわけです。
なお、広告費をかけるのを嫌がる経営者は多いですね。
「広告費なんてかけずに、地道に知り合った人とだけ繋がれば、濃いいいね!がもらえ、仕事になる」
という人もいます。
たしかにそれで仕事に結び付いているのであれば、継続すれば良いでしょう。
が、そこに至るまで一体どれほどの時間と労力、お金をかけたのでしょうか?
1年や2年、毎月のようにセミナーや懇親会などに顔を出し、会費を払い、時間を使い、相手が投稿したらいいね!したりコメントを書いて関係を築く・・
それを考えると、広告費をかけてガッと集めるほうが費用対効果は高いかもしれません。
※もちろん、広告のためにFacebookを使っているんじゃない!という方は、地道にやっていただければ良いと思います。
Facebookを使っても集客できない!と悩んでいる方は、是非この考え方をつかんでください。
ビジネスに使いたいならば、くれぐれもFacebookを馴れ合いのツールにしないようにご注意ください。
◆5.You Tube
You Tubeも知らない人はいないと思います。
動画投稿サイトですね。
あなたも何がしかの動画を見たことがあるのではないかと思います。
You Tubeも、集客に活用できます。
実は今にわかにブームになってきたのが、You Tube動画集客です。
You Tubeを使った集客は、基本的にブログを使った集客と同じ考え方をします。
つまり、
①動画を投稿する
②その動画に関する情報を探している人から検索してもらい、見てもらう
③動画の内容に興味、関心を持ってもらう
④問い合わせに繋げる
ということです。
では、ブログではなくあえてYou Tube動画を使う意味はあるのでしょうか?
2つメリットがあります。
メリットの1つ目は、
「You Tube動画は検索エンジンと非常に相性が良い」
ということです。
同じタイトルのブログと動画であれば、圧倒的に動画のほうが検索上位に表示されます。
また、アップしてから表示されるまでの時間も非常に短いです。
ブログ記事であればアップしてから半日~数日かかるようなものでも、You Tube動画であればアップした瞬間に表示されることもあります(実際に私も経験しています)。
検索上位に表示されると、それだけアクセス数が増えます。
ブログよりも、見られる数は多くなるということです。
メリットの2つ目は、
「動画のほうが伝わる情報量が圧倒的に多い」
ということです。
例えば、あなたの作った料理の良さを文章や写真で伝えるのには限界がありますが、動画なら簡単に魅力を伝えられるでしょう。
また、あなたが動画に出演して話せば、人柄も一発で伝わります。
文章や写真でもある程度は伝えることができますが、動画の比ではありません。
このように、動画には文字で書くブログより大きなメリットがあるのです。
ただし、動画にもデメリットはあります。
それは、
「文章に比べ、見てもらえない可能性が高い」
ということです。
動画だと、見る側はどうしてもその再生時間分拘束されます。
文章であればざっと斜め読みをすることができますが、動画ではなかなかそうもいきません。
そうすると、動画を見るのが億劫になり、見ないかあるいは後回し、時間がある時、になりがちです。
対処法としては、動画は
「短いものを多数」
が良いでしょう。
60分のものを一本作るより、1~2分のものを60本作るべきです。
2分程度なら、比較的気軽に見ることができるので、視聴率も高まります。
動画のクオリティは、それほどこだわる必要はありません。
スマホに内蔵のカメラで充分です。
内容がしっかりしていれば、下手な演出などは不要です。
動画にはメリットもデメリットもありますが、今後、検索結果は動画が主流になるとも言われています。
今のうちから取り組んでおくことをお勧めします。
◆6.メルマガ
メルマガも知らない方はいないと思います。
私のこの記事も、メルマガで配信しています。
メルマガは、プッシュ型の媒体です。
つまり、何かセールスをしたいと思ったら、こちらからメールを送るというアクションをとるわけです。
※逆に相手方からの引き合いを待つのをプル型といいます。
メールは強力です。
なにせアドレスさえあれば、無料で、何度でも、好きな時にセールスができるわけです。
これほど低コストで即効性のあるツールはありません。
インターネットを利用してビジネスをするにあたり、最強の手法であることは間違いありません。
ポイントとしては、まず
「いかにアドレスを集めるか?」
です。
アドレスがなければ、何もできません。
アドレスの集め方はビジネスモデルにより様々です。
例えば飲食店であれば実際に来店したお客にメルマガ登録してもらうことになりますし、私のようなコンサルタントであれば役に立つ無料レポートと引き換えにアドレスを登録してもらう、ということになります。
なんにせよ、アドレス集めがまず最初のハードルです。
次のポイントとしては、
「どんな内容のメルマガを配信するか?」
です。
注意点として、毎回毎回売り込みしかしないメールを送っていては、すぐに読まれなくなる/解除される、ということです。
基本的にお客は売り込みされることが嫌いです。
あなたも、毎日家のポストにチラシやDMが入っていたら、嫌になるでしょう。
すぐにゴミ箱行きですよね。
ではメルマガで何を配信するかと言えば、
「役に立つ情報、面白いと思われる情報」
です。
あなたのビジネスにおける専門知識や、読んでいて楽しい情報などを送りましょう。
それによりお客は配信されるメルマガを楽しみにするようになります。
そして、たまに売り込みをする。
あくまで売り込みは「たまに」です。
メインではありません。
こうすれば、メルマガを継続して購読してもらいつつ、売り込みをすれば買ってもらうこともできる、ということです。
メルマガの活用法や注意点はもっと色々あるのですが、まずは全体像を把握してください。
◆あなたがインターネット集客を始めるには
さて、以上、インターネットを利用した集客方法をご説明しました。
インターネット集客は、専門性が必要なように思われ、敷居が高いと思っている方も多いと思います。
が、各媒体の活用法や効果的な集客法さえ理解しておけば、あなた自身がツールまで使いこなせるようになる必要はありません。
例えばホームページであれば、集客できるホームページとは何か?を知っていれば、あとはデザイナーに依頼すれば良いのです。
あなたはネット集客の全体像をつかみ、細かいところは専門家に任せる。
このようにして、あなたも是非ネット集客を成功させてください。
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