中小企業のための動画戦略
2019.06.16 更新
最近、動画が熱いです。
一応私は、5~6年くらい前から動画をWebマーケティングに組み込んできていますが、
最近はかなり広まってきている感があります。
やはり、スマホで気軽に観れるようになってきたのが大きいでしょう。
かつ、この流れは今後も拡大していきます。
情報は、動画で伝えるのが普通、という時代になるでしょうね。
■中小企業の、動画戦略
さて、そんな動画ですが、中小零細企業でうまく活用しているところはまだまだ少ないです。
理由は、
1.動画を導入するのはハードルが高い
(自社では制作できず、外注すると高額)
2.そもそも、どうやって動画を活用すれば良いかわからない
といったところでしょう。
しかし、うまく活用できれば、非常に効果的であることは間違いありません。
ポイントは、
「中小企業の動画戦略は、大手企業とは全く違う」ということです。
凝った、かっこよい、あるいはお洒落で綺麗な動画である必要は全くありません。
野暮ったい、素人が作ったような動画でも充分です。
HPと同じですね。
いくらキレイなHPを作っても、それで成果が出るとは限りません。
お客が求めているものを作ることが重要です。
■自社でテレビ局を運営しよう
では、どのように動画を活用していけばよいのでしょうか?
イメージとしては、自社でテレビ局を持つような感じです。
例えば、ニュース。
自社に関する新しい情報を動画にして、配信する。
あるいは、CM。
自社の商品の内容や使い方などを配信する。
または、教育。
視聴者にとって役に立つ情報を配信し、興味を持ってもらう。
他にも、社内のマニュアルとして活用したり、営業マンが営業先での説明資料として使う、という方法もあります。
最近では、求人に使うことも多いですね。
これから人材の確保が急務になっていく中、動画の活用は必須でしょう。
このように、動画は様々なシーンで活用できます。
■なぜ動画が効果的なのか?
動画が効果的な理由は、やはりその
「情報量」
にあります。
例えば商品の説明などにしても、写真や文章でいくら伝えるよりも、動画を観てもらったほうがはるかに伝わります。
伝われば、臨場感や欲求を高めることができます。
結果として、文章や写真よりも、効果的ということになります。
■必要な動画の数は?
では、戦略的に動画を使っていくには、どれくらいの数が必要でしょうか?
社外向けで、集客などに活用したい場合は、100本程度は欲しいところです。
やはり、ある程度数を備えることで、成果が出てきます。
ものすごく凝った動画1本作るよりも、そこそこのものを数多く作るべきでしょう。
コツコツと継続する必要があるのも、中小企業にとってハードルが高い理由でしょうね。
その分、継続できればライバルと差をつけることができます。
■実際の動画の例
こちらは、自動車整備工場の動画戦略の事例です。
以前はコツコツ動画をアップしていて、途中で数年さぼってしまったのですが、それでも
「動画を観た」
という人から問い合わせが来ています。
https://www.youtube.com/channel/UCtmOi1RdEc_lQQRCvqG690w
ちなみにこの会社、最近また動画のアップを再開したので、ますます問い合わせは増えていくでしょう。
一度作ったものが資産としてドンドン積み重なっていくのも、動画の魅力です。