弁当屋のFAXDMから学ぶ集客の手法
2014.01.19 更新
今回は、宅配弁当屋さんから秀逸なFAXDMが来たのでご紹介します。
ちょっと前の話ですが、オフィスにこんなFAXが来ていました。
宅配弁当屋さんのFAXDMですね。
お弁当屋さんのFAXDM。めちゃくちゃ珍しい、というわけでもありませんが、しょっちゅう来るものでもありませんね
(大抵、FAXDMはオフィス用品とか、セミナーなんかが多い気がします)。
いきなり話がそれますが、あなたが何のビジネスをやっているにせよ、FAXDMのことを知っておいて損はありません。
法人に対して極めて安価で、大量に短時間でDMを送ることができる媒体です。
お弁当屋さんでも、飲食店でも、マッサージ屋さんでも、活用しようと思えば可能です。
自分のビジネスで使い途は無いか?考えてみてください。
それはさておき。
このFAXDMはなかなか良くできていますね。
まず、そもそも送り先は法人です。
事業をやっていれば、必ず昼食ニーズがあります。
「昼食をどうしよう?たまには違うものを・・」
と考えている人は多いですから、そこにこんなDMが来れば試してみよう、と思う人も必ずいるでしょう。
そして、今だけなんと半額。
興味はあるものの、美味しくなかったら嫌だな・・という心配を消すくらいの大胆割引です。
食べないと損!というレベルですね。
かつ、2日だけの期間限定。
今すぐ行動しなくちゃ!と思わせられます。
期限がないと、人間は
「まあ、そのうちでいいか・・」
と 考えて、結局行動しません。
あとは、画面では読めないかもしれませんがお弁当の魅力も書いてあります。
安いだけではなく、商品の価値も伝える、ということですね。
なかなか良くできているのでは無いでしょうか。
マーケティングを理解している人が作ったのでしょう。
ちなみに、これを見て
「半額にしたら、儲けなんか全然無いじゃないか!」
と考えたりしていませんよね??
新規顧客を獲得するのには、初回は利益を出す必要がありません。
赤字でも良いくらいです。
初回赤字でも、顧客となってもらい継続して取引ができれば、後々利益を産むわけですから。
今回の例でも、法人相手の取引ですから、一度気に入ってもらえれば継続しての取引が見込めます。
しかも事業所となれば他に従業員がいる可能性も高いでしょう。
最初に多少コストがかかっても、取引が始まれば簡単に回収できる見込みは高いです。
あとは、送信する枚数、それにかかるコスト、そこから何%受注できるか、継続して取引できるか。
それらを数字で管理して、費用対効果が見合うのであれば定期的に同じFAXDMを出すだけでドンドン顧客が増えていく、という仕組みができます。
ただお客が来るのを待つのではなく、このようにしてビジネスを拡大することもできます。
是非、あなたも考えてみてください。
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