頑張り屋の社長ほど業績が伸びにくい?
2019.06.16 更新
こんにちは、あおい総研の道場です。
私は税理士のマネージャー職と
あおい総研でコンサル業をしているので、
多くの社長から相談を受ける機会があります。
その中でも、能力が高く、
現場に出て率先して働く
頑張り屋な社長であるほど
売上が伸びずに行き詰っていることが多いな、と感じます。
話を聞いてみると、
毎日現場で働き忙しい、とのこと。
どうやら売上を上げる仕組み作りに時間を割いていないようです。
その結果、日々会社を回すことに精一杯で
先の展開を全く考えていない、
今はお客が来てくれるから何とかなっているけど、
この先どうなるか不安・・・
という心配を抱えながら経営をすることになります。
実は、そのような社長程
通勤時間や公休日など
隙間時間を使って熱心に勉強をする
ノウハウコレクターだったりします。
あなたはどうでしょうか?
売上アップのノウハウはいくらでも転がっている
チラシでも
DMでも
WEB集客でも
営業方法でも
売上をアップさせる手段は
たくさんあります。
そして、その学んだノウハウを何かしら実践していれば、
少しでも成果は出るはずなんです。
間違いなく。
それにもかかわらず成果が出ず、
情報を集め続けるというのは、単純に
「売上をアップさせるための行動してない」から
と言えるでしょう。
「試したけど、成果が出ないからやめたんだ」
という反論もありそうですが、
ならば成功するまで、
次の施策も試してみれば良いのです。
1回やった施策がいきなり大当たり、
なんてことはまず無いのですから。
多くの社長が行動できない理由はというと、
・忙しい
・実際のアクションの仕方がよくわからない
・情報だけ得て満足してしまう
このようなところが多いのではないでしょうか。
実績を出している社長は「行動している」
私は、あるクライアントとは
メールだけのコンサル契約をしているのですが、
対面も電話もなく、
質問がある時だけメールが来るので、それに回答する、
というスタイルをとっています。
これだけであっても、
このクライアントは行動する人なので、
関与当初に比べると、
売上は倍くらいになりました。
なお、このクライアントのように
2倍というのは難しくても、
売上3%、5%、10%アップくらいは大して難しい話ではないです。
行動するかしないかの差だけ、
と言って差し支えないでしょう。
もし勉強をしているのに、売上に伸び悩んでいる・・・
というのであれば、
今一度、あなた自身の働き方について
見直しをしてみてください。
社長の仕事は現場に出続けることではありません。
「売上アップのための仕組み作りのための行動」を
今すぐ始めてみましょう。