アイディアを出してはいけない
2013.03.13 更新
今回のテーマは
「アイディアを出すな」
です。
さんざんブレインストーミングだのアイディア発想法だのを紹介しておいて
なんだよ!と思われるかもしれません。
ご説明します。
まず、何か解決したいテーマがあるとしましょう。
やってはいけないのは、
「いきなりアイディアを出す」
というやり方です。
例えば、
「従業員皆、仕事が忙しく、残業が慢性的になっているのでどうにかしたい」
というテーマがあるとしましょう。
ここで、いきなりブレインストーミングをして、
「新しく人を入れる」
「効率化できるソフトを導入する」
「配置換えをする」
などというアイディアを出してはいけません、ということです。
まずすべきことは、なぜ忙しいのか?
原因を突き止めることです。
原因を突き止めずにアイディアを出したところで、
それは的外れな、無駄な対応方法の山に過ぎません。
「なぜ忙しいのか?原因は何か?」
をまず考え、
「ではその原因を解消するにはどうしたら良いか?」
を考える時点で、アイディアを出す、というのが正しい流れです。
アイディアが豊富なのは良いことですが、アイディアありき、で物事を考えると、
「思いつき」で行動することになり、的外れな結果になることがあります。
自称アイディアマンの方々はご注意くださいね。