コストをかけず一瞬で利益を上げる方法
2019.06.19 更新
今回は、どうやって利益を増やすか?
ということについて考えてみたいと思います。
私はコンサル先の社長から
様々な相談を持ち掛けられるのですが、
その中でも、利益の増加の手法について聞かれることが多いです。
これはある社長の話なのですが
・業種は、某パーツの卸、小売りで取引先は多数。
・社長と奥さんの2人だけの小さな会社。
・年商は約5,000万、粗利は約30%で1,500万ほど。
・社長は毎日0時を回るくらいまで仕事をしているが、忙しいわりに儲からずそれほど余裕はない。
社長としての仕事をしないといけないと分かってはいるものの手を付ける時間もない、という状況です。
そこで私が、この会社にこんな提案をしてみました。
一瞬で実行できて
コストがかからず
かつ社長の働く時間も減らせる
さて、どんな方法かわかりますか?
利益増について会社に私が提案したのが・・・
ズバリ「値上げ」です。
現状ですでに忙しい会社では、いくら新規で集客しても
もっと忙しくなるだけで、すぐキャパオーバーになります。
ですが、値上げなら仕事量は増えずに利益だけ増やせます。
ちなみに、社長には5%の値上げを提案してみました。
5%値上げすると、単純に5,000万円の5%、250万円が丸々利益になります。
集客をして5%の売上を上げるのとは、全く意味が違います。
集客をするということは販売数が増えるわけで、
販売数が増えるということはそれだけ原価も増えます。
同じ5%の売上アップでも、手元に残る利益は大きな違いが出ます。
ですので、値上げは超オススメです。
値上したら、お客が減って売上も減るのでは?
値上げの話をすると、抵抗感を示す社長は多いです。
それに対する答えですが、
・5%の値上げくらいで客数は減らないことのほうが多い
・そもそも5%の値上げくらいで客離れするようなビジネスはNG
・仮に客が減って、売上が落ちて何か問題ありますか?
ということです。
結論、お客が減っても、売上が下がっても良いのです。
粗利が確保できていれば。
例えば、現在は年商5,000万円、粗利は30%で1,500万円です。
値上げにより、粗利率が35%になりました。
これで、もしお客が減り売上が4,300万円になったとしましょう。
年商が5,000万円→4,300万円になるとすると
ヤバい!と思うかもしれません。
しかし、年商4,300万円でも、値上げにより粗利率が35%になっていれば、
最終的な粗利は1,500万円です。
値上げ前と変わりません。
しかも、客数が減っているわけですから、当然対応する時間も減ります。
減った時間で、人を育てるとか、集客の仕組みを作るとか、
色々できることが増えます。
そうすれば、「忙しいけど儲からない」
というスパイラルを抜け出すことができます。
必要なのは、たったの5%値上げする勇気をもつだけです。
もし5%値上げして、お客が激減するようであれば、
残念ながら今のあなたのビジネスはそもそも価値が無いでしょう。
まあ、一社専属の下請けで、価格交渉すらできないという状況であれば
値上げも難しいでしょう。
ただ、それもやはり、一社の専属という状況がそもそも問題なわけです。
是非、値上げにチャレンジしてみてください。
それだけで人生変わるかもしれませんよ。
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