飲食店がお金をかけずにすぐに売上を上げる方法
2012.11.29 更新
飲食店が
「お金をかけずに」
「すぐに売上を上げる」
方法をお伝えします。
メニューブックに関してです。
①メニューは人数分用意する
たまに1人1冊メニューが無いことがあります。
そうすると2人で一冊、酷い時は1テーブル一冊で見ることになります。
これではじっくり見れません。
じっくり見れないと、「適当に安いやつ」となる恐れがあります。
また、数が足りないのにじっくり見ようと思えば回し読みになりオーダーまで余計な時間がかかるし・・で良いことがありません。
②メニューブックを下げない
ファーストオーダーをとったあとメニューを下げる店も多いです。
追加注文のチャンスを自ら逃しています。
メニューがあれば、
「これも食べてみたい」
「次回、これを食べよう」
などと購買意識が高まります。
最初に買ってもらうのはハードルが高くても、一度買ったあとの追加購入は比較的ハードルが下がります。
メニューは置いておき、商品をもっと見てもらいましょう。
なお、メニューを下げるには理由がある、というお店も多いでしょう。
例えば汚れる、とか、オーダーを取ったかの確認、など。
しかしそれは店の都合です。
お客が
「買いたい」
と思う機会が発生するのなら、それを優先すべきです。
例えばメインのメニューは下げても、追加注文が多い別のメニューを用意しておくなどです。
③値段は安い順にしない
安い順にメニューを並べると、どうしても安いメニューから目に付きます。
また、段々高くなっていく並びを見ると、
「高いものを買っている」
という心理になります。
値段はランダムに並べましょう。
④「オススメ」とその理由を書く
「商品を選ぶ理由」があれば、その商品を買う人は増えます。
売りたい商品は必ずオススメをしましょう。
それが、「商品を選ぶ理由」になります。
その際、オススメする理由も明らかだとさらに説得力があります。
例えば、
・お店で一番人気。
・店長が最も愛着を持っている。
・なかなか入荷しない、限定商品
などです。
さらに一歩進んで、
「〇〇な人にオススメ」
にしてみましょう。
例えば、
・当店を初めてご利用の方にオススメ
・女性にオススメ
・疲れが溜まっている方にオススメ
と言った具合です。
「これ、私のことだ」
と思ってもらえれば、買ってもらえる可能性はさらに高まるでしょう。
以上、飲食店のメニューを一工夫するだけで売上を上げる方法をお伝えしました。
が、これは飲食店だけでなく、他の業種にも応用できます。
他業種での応用例
例えば
「メニューを1人一冊渡す、下げない」
というのはつまりあなたの商品メニューをしっかり見てもらう機会を増やす、ということです。
ありがちなのが、お客があなたの商品やサービスのことを全て知らない、ということです。
「そんな商品あったの?知ってたらあなたから買ったのに」
というケースもあります。
あなたの商品やサービスをお客に知ってもらう機会を増やしましょう。
毎月の請求書の中に商品案内を同封したり、ニュースレターと一緒に送ったり、という具合です。
また
「オススメを書く」
というのはつまり商品の価値や、どんなお客に合うかを伝えるということです。
これによりあなたの商品の価値が伝わり、お客が
「他ではなくあなたから買う理由」
になります。
このように、飲食店以外でも応用できることですので、是非やってみてください。
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