クリーニング屋の集客・増客の仕組み
2013.11.28 更新
クリーニング店の集・増客の仕組みについて。
というテーマでも記事を書いていますが、ずばり集客についても書いてみます。
クリーニング店もライバルが多く、競争が激しい業界です。
待っていれば新規客が来る、というわけでもありません。
どうすれば良いでしょうか。
◆どんなお客が、探しているか?
まずは、クリーニング店を探している人がどんな人かを考えてみましょう。
・引っ越してきたばかりで、まだいきつけのクリーニング屋がない。
・シーズンごとにしかクリーニングをしないので、普段は決まったクリーニング屋に行っていない。
・今まで利用していたクリーニング屋が不満
・特に理由はないが、新しいところはないか探している
こんなところでしょうか。
◆どうやって、探しているか?
では、このような人達がどうやってクリーニング屋を探すか。
・いつも通る道や、近場でたまたま見た
・電話帳
・インターネット
・チラシ
・ポスティング
・口コミ
・タウン誌等
こんなところでしょうか。
と、このように、
「どんな人が」
「どのように」
クリーニング屋を探すか、というのをしっかり考えましょう。
可能であれば実際に周りの人にでも聞いてみましょう。
◆手段にばかり目を向けない
どんな人が、どんなタイミングで探すのか?
その時はどのような媒体を見るのか?
これが分かれば、その媒体に、対象となる人に響くような広告を載せれば良いのです。
「フェイスブックが良いです」
「ブログを書きましょう」
「ホームページを作りましょう」
「チラシで集客しましょう」
というのは、手段にしかすぎません。
手段ばかりに目がいくと、集客の本質を見失います。
集客は、あくまでお客ありきです。
お客が何を考え、どう行動するか?
まずはそこを考えましょう。
そこを考えずに流行の方法を使っても、効果は出ません。
さて、それを踏まえて実際のアクションについて。
集客手法には一長一短がありますので、
「この方法がベストです!」
というのはありません。
しいて言えば、ホームページは作っておくべきでしょう。
◆ホームページの活用
ホームページは他の方法と違い、一度作って露出すれば、コストをかけずに集客することも可能です。
チラシにせよポスティングにせよ、他の方法は都度コストがかかりますからね。
ホームページは24時間働く営業マン、と表現されます。
良いサイトを作っておけば、ある意味ほったらかしでも集客してくれます。
ただし、よくありがちな
「なんとなく綺麗な会社案内のホームページ」
では集客は期待しないほうが良いでしょう。
集客できるサイトには、そのためのルールがあります。
「地域のお客様の笑顔のために」
なんて、意味のないキャッチコピーをトップページに貼っているようなサイトでは駄目です。
まあ、このあたりはこの記事だけではお伝えしきれないので、別の機会にします。
◆集客の重要なポイント
さて、その他の手法での集客について。
どの手法を取るかはケースバイケースだとして、集客には覚えておくべき重要なことがあります。
それは、
「集客と利益を切り分けて考える」
ということです。
つまり、集客するには集客のためのアクションを行い、そこで利益を求めない、ということです。
例えば、チラシを撒いてお客にたくさん来てもらう。
しかも、その時のお客から、利益も取る。
ということを目指さない、ということです。
なぜなら、新規の集客というものは非常に難しいのです。
コストもかかります。
なので、
「集客もするし、利益も出す」
と考えていては、うまくいきません。
考え方としては、
①お試し価格、あるいは魅力的な特典等でまずは利用してもらう
↓
②初めて利用してもらったお客の情報を取得する
↓
③お客に対して繰り返し情報発信等の接触をする
↓
④再度利用してもらう。この際に利益を出す
とするべきです。
ですから、初回の利用では利益0、あるいは多少赤字でも構いません。
その後の継続した取引で利益を出せればそれで良いのです。
なお、重要なのは②~③のお客への継続した接触です。
これをせずに単に安売りキャンペーンをやっていても、安い時にだけしかお客が集まらず、結局貧乏ヒマなしになってしまいます。
以上、新規集客の概要をお伝えしました。
繰り返しますが、「方法」が重要なのではなく、集客の本質をつかむこと、集客~利益を出すまでの流れを作ることが重要です。
参考にしてみてください。
もっと集客・売上アップの方法を知りたい方はこちら